HODINKEEとは?
HODINKEEは2008年にニューヨークでベンジャミン・クライマー氏(写真左?)が創設者兼CEOとして発足、最新の時計情報をデジタルメディアから発信している会社です。現在日本版はメンズクラブでおなじみ ハースト婦人画報社が運営しています。
時計を専門に扱っていますが、単なる専門サイトというより時計を多方面から扱い、ファッション面やカルチャー面からも捉えていることが特徴です。テキスト記事、ビデオ動画、ポッドキャストなど幅広いチャンネルから時計情報に「都会的なエッセンス」を交え、発信しています。
この時計怪獣の読者も読んでいる人は多いでしょう。私はこの半年ほど熱心にサイトを読むようになっていました。デジタルメディアゆえ、通常のWEB記事より文章は長めです。しかし、硬軟交えてフォトも時計単体では無く、衣服との「コーディネートを意識したショット」で、好感度が高く僕もよく参考にしています。
その日本版はHODINKEE初の、海外展開サイトです。単なる日本語サイトとしてでは無く、独自記事も多く掲載しているのが特徴です。今回はそのHODINKEE JAPANの編集部が緊急企画ということで開催の数日前にTwitterで募集、ちょうど開催日の月曜日は空いていることもあり応募しました。
当日は編集部の和田さんと編集長の関口さんが参加してくれて、我々応募者5人との会談が始まりました。編集部のお二人はSNSでも積極的に情報を提供してくれていることで、フォロワーの人も多いのでは?そんなお二人が進行役でミーティングがスタートしました。
オンライン・ミーティングの利便性を実感
コロナ禍で定着した「リモートワーク」、それに伴いオンラインで多くの人が集うツールがリリースされてきました。今回はGoogle Meetを使用した会議、終わった感想はオンラインミーティングって良いなあと感じました。
ありきたりですが、場所問わずパソコンの前に座ればミーティングが「よーいドン」で始められます。オンラインを否定する人がよく言う、「臨場感や雰囲気の欠如」は全く感じられません。
例えばカメラを通じてもミルガウス116400GVはすぐわかりました。上の写真と同モデルを出席者のひとりが所有していて、はっきりと見れます。カメラ映えするのはやはりロレックスの特性ですね。
とかくこの手のオンライン系会議を仰々しく考えるのが我々世代(50代)以上でしょう。現実に僕の会社でも役職者会議をオンラインで行うと言い右往左往しています。しかしスムーズなネット環境さえ整っていれば何も怖くありません。
メールで送られてくるURLをクリックしてカメラとマイクだけ注意するばすぐに開始できます。僕もこのオンラインミーティングは初めてだったので少し、緊張しました。そのため最初マイクをミュート状態にして会議にログインしてしまう失態をしてしまいました(笑)
時計好きが考える 勢いを感じる時計ブランド ロンジン
参加者が持ち寄った時計のブランドの思い入れを語り、そこからはほぼフリートークでした。その中でも僕が関心ある事柄はどのブランドに最近勢いがあるかでした。
そこで編集部と参加者が意見交換して一致したブランドがロンジンでした。ロンジンは1867年にスイス サンティミエで工場を創立した名門ブランド。
リンドバーグが1927年大西洋横断をしたときに装着していた腕時計として有名になります。
航空機時計の他に馬術競技、体操、最近ではアルペンスキーの大会をサポートするなど、スポーツへ公式時計として大会を数多くサポートしてきたブランドです。今でこそスポーツを支援する時計ブランドは珍しく無いですが、彼らは1881年から続けています。
私も街でよく見かけてきたのが彼ら初のスポーツモデル、「コンクエスト」です。5月にもりんくうアウトレットで見かけています。
「エレガンス」、「伝統」がロンジンのブランド・キーワードで、「砂時計」と「翼」をブランドロゴにすることでもそのキーワードがマッチしています。ブランド創設者アーネスト・フランシロンの考えである「工場を一ヶ所に集約する」を継承し今もサンティミエの工房をそのままに、価格を抑えた時計造りを継続しています。
スウォッチグループに加盟していても創業の理念を損なうこと無く、僕のイメージは伝統を継承しつつ新しいことにも少しづつ挑戦する真面目な名門ブランドを持っています。
編集部の方々や参加者の考えが一致した注目ブランド、僕も早速7月2日に梅田にロンジンを見に行きました。
そして実際に僕が良いなあと思ったのがこの ロンジン・マスターコレクション「 L2.759.4.78.6」です。クラシックな外観だけども決して古くさく無く、インデックスはアラビア数字を採用しています。デイト表示を4時半の位置に置き、バランスの良いデザインが印象的でした。
どの角度から見てもエレガンスを感じさせてくれる時計です。価格も正規価格で約37万でした!
実勢価格は20万円代とかなりお得な時計です。
本当に緊張しました
オンラインミーティングを終了しての感想は、当日かなり緊張していました。今度参加する時はもう少しリラックスして臨みたいです。HODINKEE JAPANではこの後も同様のミーティングを予定しているとのこと。この時計怪獣の読者も希望者が居ましたらHODINKEE JAPANのTwitterやInstagramをフォローして、応募してください。
最後に編集部の関口編集長と和田さんありがとうございました。この時計怪獣のサイトもぜひ読んでください。