CK2915を完全復刻
こんにちは。
最近スピードマスター熱が高まっている私が紹介するのは、オメガトリロジーコレクションの中でも人気の「スピードマスター57 1957トリロジー」です。
中古市場や平行新品相場で球数は増えてきましたが、それでもまだまだ品薄なプレミアモデル。
今日はたまたま見ることができたのでレビューしていきたいと思います。
Ref.311.10.39.30.01.001
参考定価 ¥831,600-
ムーブメント Cal.1861
サイズ 38㎜
防水 6気圧防水
2017年に「シーマスター」「レールマスター」「スピードマスター」の3部作として発表されました。
復刻モデルを製作するにあたりオメガはデジタルスキャナ(3Dプリンタ)を使用したと言われています。
元の設計図自体もオメガ社には既になかったので他から手に入れてきたとのことです。
サイドプッシュ式になってはいますがデべソバックルを忠実に再現しています。
細かい造りはさすが60周年を記念して製造された限定モデルといえるでしょう。
ブレスレットも当時の雰囲気を忠実に再現。
1957年当時のファーストモデルの質感を上手く再現することに成功しています。
復刻前のスピードマスターファーストCK2915ってどんなモデル?
1997年にファーストレプリカが登場しましたが、今回のトリロジーコレクションのスピードマスターはより再現度の高い復刻品となっています。
スピードマスターファーストとはどんなモデルなのかもレビューしていきたいと思います。
Ref.2915は1957年~1959年に造られたモデルです。
製作期間は2年と非常に短いモデルであったと言えます。
風防はもちろん強化プラスチック。
夜光はラジウム発光、手巻きのCal.321を搭載していました。
現在では個体差が多く市場での値段にはかなりバラつきがあります。
状態の良い個体は海外のクリスティーズオークションで、1500万円以上もの値を付けたことがあります。
スピードマスター自体がシーマスターやレールマスターから派生したこともあり、針はブロードアロー針となっています。
外観で現在のモデルと一番違うのはこの部分でしょうか。
最近のオメガの豪華な付属品
最近のオメガは以前の赤い箱ではなく付属品も豪華になっています。
特に限定品となると非常に豪華な仕様です。
まず以前の箱の2~3倍はありそうな箱。
かなり大型化していますね。
通常のムーンウォッチでもルーペや付属品が豪華になっていますが、トリロジースピードマスターの付属品はこちら。
NATOベルトに革ベルト、それにプッシュピンがついた仕様となっています。
後は経年劣化で箱がボロボロにならなければ言うことないですね・・・。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
2017年に大注目されたトリロジーコレクションスピードマスター。
やはりまだまだ正規店では新品が買えないようですね。
限定本数は3557本なので今後、数が少なくなっていくことは間違いなしです。
将来的に値段が上がっていく可能性も十分考えられます。
トケマーにもいくつか出品されていました。
探している方はお早目に検討されてはいかがでしょうか?
それではまた、次回の記事で!
トケマーのトリロジーはこちら