私が初めてIWCのパイロットウォッチを認知したのは、おそらく、アンティークとして売られていたマーク11が最初だったと思います。
その後、マーク12が発売され、ほぼ同時期くらいにメカニカルフリーガークロノグラフが発売されたように記憶しております。
当時は、今でもですが、ロレックスの人気が凄まじくて、街中に出れば、そこら中でロレックスをつけた人に出会ったものです。
今よりも、比較的値段が安かったというのもあると思います。
それも人気のスポーツモデルとなれば、人とかぶる率も半端ではありません。
ロレックス以外の時計を何か一つ、という発想になってくるのも自然の流れというものです。
で、私事ですが、当時、目をつけていたIWCのメカニカルフリーガーを購入することになります。
本心としては、ドッペルクロノグラフが欲しかったのですが、当時20代前半でしたので、さすがにアラウンド100万の時計には手が出るはずもありません。
当時は、ドッペルを愛用していた、TOKIOの国分君の腕を、テレビ画面で羨ましい思いで眺めていたものです。
ただ、ドッペルもいいですが、実用面で考えた場合に、やはり、スプリットセコンドを使うようなことは、日常生活にはそうそうないので、メカニカルフリーガーという選択も、それはそれでありかなと思ったりするわけです。
メカニカルフリーガーだと、値段もかなり安くなりますし、オーバーホールなどのメンテナンスにかかる費用も、かなり変わってきますのでね。
私の持っている時計のなかでは、一番古いものとなってしまったメカニカルフリーガー。
中古市場では、それほど高い評価は得ていませんが、個人的にはパイロット系のクロノグラフでは、一番、おすすめですけどね。
メカニカルフリーガーを購入して数年後、嫁となる女性にマーク15をプレゼントしました。
お金なんて全然なくて、全額ローンの漢買いでしたが、何が凄いって、当時はまだフリーターだったという・・・。
何故そうなったかは忘れてしまいましたが、確か、彼女の家でお好み焼きだか、焼きそばを食べようということになって、その材料を買いに行っただけだったんですけどね。
衝動買いってあるんですね、お金を持っていなくても。
マーク15も、私の大好きな時計です。
嫁は時計をつけることはほとんどないので、ほぼ、私のものになっているという認識です。
女性だと、マーク12あたりがぴったりのサイズかもしれませんが、当時はもう、マーク15に移行していたのでね。
このあと、マークシリーズが順次、発売されていくことになるのですが、個人的には、このマーク15が、デザイン的にも、サイズ的にも、一番気に入っております。
ムーブメントについて、色々と言う方もおられますが、きちんとしたムーブメントであれば、自社製でなくても問題ないというのが、私の考えです。
マーク11が復刻されるようですね。
正確には、マーク18 トリビュート トゥ マーク11ということらしいですが、マーク11にしては、径がでかいですね。
このあたりは、賛否の分かれるところだと思います。
ただ、デザインは、やはりグッとくるものがありますね。
きませんか?グッとくるものが。
このデザインで40mmだったら、全然イケると思うのですが、どうでしょうか。
私的には、そもそものオリジナルのマーク11が、デザイン的に真ん中に凝縮され過ぎていると感じるので、40mmくらいの径がちょうどいいかなとも思うのですがね。
1948本の限定販売ということですが、世界で1948本だと、どうなんでしょうね。
IWCは、アメリカやドイツ、イタリアで人気があるとよく聞くので、争奪戦でしょうか。
そもそも、アンティーク市場でも人気の高い、マーク11の復刻ですからね。
これは、手に入れたくても手に入れられないといった状況になる可能性もあるかもしれません。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
フリーガー系の時計は、パイロットウォッチと今では呼ばれていますが、ホームページをみてみても、充実のラインナップですね。
その中でも、人気の高い、マークシリーズ。
現行のマーク18は、確かに原点回帰的な素晴らしいデザインだと思います。
ただ、針の形状等考えれば、復刻版のマーク11は、かなり魅力ですね。