時計ブランドは数あれど、好みのブランドは人それぞれということで、私はIWCの時計が好きです。
そういうわけなので、今回の「IWCの良いとこ、悪いとこ」、は、どうしても個人的な思い入れが入ってしまうかもしれませんが、ご容赦ください。
IWCといえば、スイスのシャフハウゼンに本拠を置く時計ブランドで、シャフハウゼンはスイスの中でもドイツ語圏になります。
ということは、質実剛健、機能美といった言葉がぴったりのドイツ製品の良いところがIWCにも受け継がれていることになります。
実際、男らしいというか、無骨なデザインの時計が多く、思い出せませんが、以前の広告なんかでも、「男性のための時計」、みたいな表現が少し話題になったこともありましたね。
では、そんなIWCの良いところ、悪いところについて書いていきたいと思います。
わりとお手頃な価格帯のモデルは、自社製ムーブメントを使っていないなどの批判はあるかもしれませんが、ムーブメントなんてしっかり作ってくれていたら自社製じゃなくても気にしないよ、なんて人も少なくはありません。
実際、IWCのムーブメントは、それが他社から供給されたものであっても、独自にカスタマイズされていると言われ、何の改良もなくそのまま使用するといったことはないようです。
個人的には、ある程度安い機械が入っていたとしても、メンテナンスも容易だろうし、修理できない、なんてことにならないだろうから、それはそれでいいと思うんですけどね。
どうでしょうか。
IWCのラインナップで特に人気なのが、パイロットウォッチ、アクアタイマー、ポルトギーゼだと思います。
個人的にはインヂュニアが好きなのですが、私の印象ではあまり人気はないようですね。
で、パイロットウォッチは、男なら大好きなミリタリー系ですね。
ミリタリー系のファッションが嫌いという人にはあまり出会ったことがありません。
何かしら、みんな好きですよね。
昨年はMA-1が大ブレイクしていたし。
ダイバーズウォッチも、男らしくて、無骨で、腕時計のカテゴリーとしても、とても人気のあるところかと思います。
また、ポルトギーゼは、スーツにも合う、非常にファッション性の高いモデルになっています。
私はスーツは着ませんが、スーツ姿にポルトギーゼというのは、それだけで仕事ができそうな雰囲気を醸し出しますね。
via market.watch-monster.com
これは完全に主観ですので、異論、反論はあると思います。
ただ、個人的には、マークシリーズも、マーク12か、マーク15は好きなのですが、その後が・・・。
アクアタイマーも、以前、織田裕二が映画でつけていたモデルは好きなのですが、現行は・・・。
via market.watch-monster.com
もう一つ、フリーガー系で言えば、クロノグラフモデルも、現行のパイロット・クロノグラフよりも、メカニカルフリーガーが個人的には一番好きなんですよね。
ただ、これに関しては、本当に個人の好みですので。
これは、自社製ムーブを搭載したモデルが高いのか、そうでないモデルが安いのか、微妙なところではありますが、それでも価格差でいうと、結構なものがあります。
もちろん、差別化ということもあるのでしょうが、素人的な感覚だと、自分の会社で作っているんだから、むしろ安くなるんでないの?と思うのですがね。
他のブランドを見ていても、自社製ムーブとなると、値段が高くなる傾向は確かにあるので、それが普通なのかもしれませんが。
それだけ汎用ムーブは安いということでしょうか。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
前にも書きましたが、IWCは、私の一番好きなブランドなので、どうしてもフラットな目でみることができません。ひいき目に見てしまうんですね。
なぜ、IWCがそんなに好きかというと、きっと、アンチロレックスの名残かと思います。
ひと昔前は、何が何でもロレックスみたいな時代があって(今もそう変わらないかも)、テレビに出ている芸能人から、街中の若者まで、みんなロレックス、ロレックスと言っている時代があったんですね。
そうなってくると、ロレックスはもういいや、みたいになって、そんな時に、メカニカルフリーガーかっこいいな、と思って買ったのが最初だったと思います。
今でも、IWCには欲しいモデルがありますが、みなさんも、ポストロレックスの最有力候補として、IWCの時計はいかがでしょうか。