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【時計雑誌を読み返す13】世紀をまたいだ永世定番ウォッチとは?

2017/5/26


【時計雑誌を読み返す13】世紀をまたいだ永世定番ウォッチとは?

時は1999年、冬。世紀末のこの時期、永世定番ウォッチと銘打って特集された記事に着目して振り返ってみようと思います。当時、永世定番として認められた時計は、今はどうなっているのでしょうか。使い古された、自分なりの味が出た愛機もまた、魅力ですね。


1999年 冬

時計雑誌を読み返すシリーズ、今回も時計Beginからvol.14でございます。

時は1999年、冬。

前回のvol.13が1998年の秋だったので、実に1年ぶりの発刊だったのですね。

そんなに間が開いていたとは知りませんでした。
1999年と言えば、世間ではどんな出来事があったかというと、世紀末といえばそうなのですが、あまり主だった出来事はありませんね。

ざっと調べても、それほど気を引くような出来事もなく、静かな世紀末だったようですね。

ちなみにこの年の漢字はもちろん「末」だったようです。
さて、時計の方に話を戻すと、この号での一押し特集は、「永世定番時計」。

世紀末ということもあり、世紀を超えて愛され続ける一生モノの時計が紹介されております。

今から17年ほど前のことですが、選ばれた時計は、今はどうなっているでしょうね。

見ていきたいと思います。

21世紀につなぐ永世定番ウォッチ

時は世紀末。

世紀末の時計業界は限定ウォッチが目白押しで、新たな時計のトレンドが目まぐるしく行き来した時代。

ただ、これはいつの時代も変わりませんね。

とはいえ、世紀末という、特殊な時代だからこそ、一体どの時計が一番なのか、自分の時計は大丈夫なのか、というのも正直気になるところ。

三年後には恥ずかしくてつけていられない、そんな時計を大金出して買うのもばからしい話で、いつの時代も価値の変わらぬ、定番の時計というものの1本持っていたいところ。

当時、いったいどのような時計が選ばれたのでしょうか。

そして、その時計は、今、どうなってるの?

タンク、レベルソ、クンロク・・・

紹介されている時計をざっと見ていくと、まず、最初に紹介されているのはカルティエのタンク。

現行でもラインナップされていますし、人気のシリーズではないでしょうか。

デザインも変わらないですし、この当時買っていたとしても、今でも十分使えますね。
 (136230)

次は、ジャガー・ルクルトからレベルソ。

時計のケースが回転するという仕掛けは、唯一無二。

今でももちろん、現行ラインナップされており、こちらも人気シリーズですね。
 (136231)

パテック・フィリップの3796。

こちらは、現行では5196となっているようですが、96シリーズとして受け継がれているようですね。

おそらく、多くの時計愛好家が「あがり」の時計として狙っている、まさに時計界の至宝の名作ではないでしょうか。
 (136233)

クロノマット、デイトジャスト、マーク12

 (136234)

ブライトリングからはクロノマットが紹介されております。

クロノマットは、同社の代表モデルではありますが、時代とともにどんどん進化していっております。

デザインは、一目見てそれと分かる独特なデザインで、いまでもファンは多いのではないでしょうか。

ブライトリングからは他に、オールドナビタイマーも紹介されております。
 (136238)

ロレックスからはデイトジャストが紹介されております。

デイトジャストは定番中の定番ですね。

現代のクラシックウォッチの典型と言うだけのことはあります。

まさに、一生モノの時計、これ一本あれば死ぬまでつけていられるかと思います。

驚くのは、当時の価格で、並行ではありますが、37万円。いい時代だな。
 (136241)

IWCからはマーク12。

マークシリーズは年々改良されて、紆余曲折を経て、今のところ、現行モデルはマーク18になります。

マーク18は、原点回帰的に以前のフェイスに戻った感があるので、個人的にはお気に入りです。
 (136243)

スピードマスター、タイプXX、ロイヤルオークなどなど

オメガからは、もちろん、スピードマスター プロフェッショナル。

これは文句なく、永世定番ウォッチでしょう。

当時はプラスチック風防でしたが、現行モデルはサファイアガラスを採用したモデルも発売され、ブレスレットもかなり質感が向上しております。

もちろん、価格も倍ではきかないくらい上がっておりますが。

オメガからは他にシーマスタープロダイバーズも紹介されております。
 (136244)

他に、ブレゲからはタイプXX、グランドセイコー、ゼニスからはクロノマスターが紹介されていますね。

ゼニスは、この当時のクロノマスターはクラシカルな雰囲気でとてもよかったのですが、この後、デザインがガラッと変わっていったので、微妙なところですね。

今でも使い続けている人がどれくらいいるでしょうか。

また、オーデマピゲのロイヤルオーク、タグホイヤーからはS/elシリーズが紹介されています。

ロイヤルオークは今でも、いや、むしろ、今の方が人気があるかもしれませんね。
 (136245)

まとめ

最後まで読んで下さりありがとうございました。

17年以上前に選出された永世定番ウォッチ。そのほとんどが、形をほとんど変えることなく、今でも現役バリバリの人気モデルです。

もちろん、この間、色々な流行が来ては去り、去っては来るという繰り返しでしたが、これらのモデルはそのほとんどが定番であり続けております。

流行りものももちろん、魅力手ですが、こういった変わらぬ普遍的な魅力をまとった時計もまた、素晴らしいですね。

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