2024年新作
巨匠ジェラルド・ジェンタ氏のデザインによる、
歴史的モデル「クレドール ロコモティブ」が、クレドール誕生50周年を記念して復活
50周年記念 ロコモティブ 限定モデル
巨匠ジェラルド・ジェンタ氏のデザインによる、歴史的モデル「クレドール ロコモティブ」が、クレドール誕生50周年を記念して復活いたします。
ブランド誕生50周年を記念した限定モデルは、数量限定300本です。
1979年に発売したオリジナルモデルは、ジェンタ氏の手描きによる一枚のスケッチをベースに開発されましたが、当時の製造技術や量産性の観点から、それを完全に再現することができませんでした。
今回のモデルは、そのスケッチへのオマージュを込めつつ、現代に合わせてアップグレードした、進化版のロコモティブです。
機関車フォルムを受け継ぐケースとブレスレット
「Locomotive」のアイコンである六角形のケースやベゼルは、機関車をモチーフにしており、6本のねじは長期的な使用に適した機能ねじを採用しています。
ジェンタ氏のスケッチへのオマージュを込め、12時位置の略字を2本に、りゅうずを正4時位置にするなど、ジェンタ氏がこだわっていた点を忠実に再現しました。
ベゼルからケースサイドにかけて仕上げ分けを施したケースは、モデル全体の美しさを際立たせています。ケースとブレスレットには、ステンレススチールよりも軽く錆びにくい、ブライトチタンを採用しました。
機関車スチームからインスパイアされた ダイヤルパターン
蒸気機関車からインスパイアされた、グレーがかった黒色のダイヤルには、機関車から吹き出す蒸気のような繊細なパターンを施しています。このパターンは、デザイナーがオリジナルのスケッチを再解釈して作成したレンダリングに基づき、約1600本の線を、一本ずつ機械で彫刻しています。見る角度や光の入り方によって様々な表情を見せるダイヤルは、本モデルの最大の特徴の一つです。
クレドールを牽引するモデル、ロコモティブ
「Locomotive」という言葉には「機関車」と「牽引力となるもの」という2つの意味があります。これは、モデル開発時にジェンタ氏が、「クレドールを牽引し、未来を担うモデルになってほしい」という願いを込めて付けた名称です。実際に、「クレドール ロコモティブ」の誕生を契機として、ケースやバンドのデザインに一層の多様性が生まれ、現在まで継承されているクレドールのオリジナリティの確立に大いに影響を与えました。
クレドール専用、薄型自動巻メカニカルムーブメントを開発
搭載されているムーブメント「CR01」は、金めっき・テンパーブルーネジの特別仕様を施した、クレドールのための
専用薄型自動巻ムーブメントです。現在セイコーで展開されている3 針自動巻メカニカルムーブメントで最薄となり、自動巻でありながら9 ㎜以下の厚さに抑えた点は、本モデルの特長の一つです。
重さ78.0g厚さ 8.9 mmの薄軽ケースはブライトチタン製