『PATEK PHILIPPE』
1839年に、アントニ・パテックとフランチシェック・チャペックによって創業された、スイスの高級時計メーカー。
実は、この2人はポーランド人。
1845年、ジャン・アドリアン・フィリップが入社、『Patek&cie』に社名を変更。
同年、チャペックが同社を去る。
1849年、ティファニーへ懐中時計の供給を開始。
1850年頃まで、ポーランドの文化と歴史に関連したデザインの懐中時計を製作。
1851年、社名を『Patek&Philippe cie』に変更。
1878年、ティファニーが時計製造工場をパテックに売却。
1932年、社名を現在の『Patek Philippe S.A.』へ変更。この年、『カラトラバ』が発表された。
1933年、ティファニーを通じて注文を受けたパテックは、24機能の史上一番複雑な時計『グレーブス・ウォッチ』を製作。
1968年、『エリプス』
1976年、『ノーチラス』
1993年、『ゴンドーロ』シリーズを発売。
1993年には、サザビーズオークションにて『グレーブス・ウォッチ』が11,002,500ドルで落札された。
一つの時計としては世界最高額。
金額が大き過ぎてよくわからない...
なんと1915年には、あの『アルベルト・アインシュタイン』先生も、パテックフィリップの懐中時計を購入しているのだ。
ブランド名:パテックフィリップ
モデル名:カラトラバ
型番:5120/1G-001
素材:ホワイトゴールド
ムーブメント:自動巻cal.240
ケース径:35mm
さて、本題へ。
5120は、すでにディスコン(生産終了)で箱も現行のものとは、異なる。
パテックといえばこのカラー。
ワインレッド。
このマークは...
はい、アップで。
今回は「パカっと」は無しです。
えっ、何?この細かなブレスは...
はい。これもカラトラバなんです。
ホワイトゴールド無垢のブレス。
せっかくのパテック。
せっかくのカラトラバなら絶対に『クルドパリベゼル』。
職人の『技術』と『心』が伝わります。
ブランドロゴのプリントも、ビシッとしている。
とてもシンプルで、無駄がない。
こちらが、バックル。
見慣れていないので、新鮮。
カラトラバ十字もしっかり。
こちらはバックルの裏側。
無垢の証、ホールマーク。
750は、18金(金の純度が75%)の事。
出た。
シースルーバックから見える超薄型ムーブメント、cal.240。
こちらは、PPシール(パテックフィリップシール)ではなく、ジュネーブシール。
どちらにしても安心。
そして...
これこれ。
22金製のマイクロローター!
画像ではわかりにくいが、このローターは中央に配置されていない!
しばらく眺めていられる。
はい、とっても上品。
更に、かなり希少なんです!
カラトラバ=ベルトだと思うでしょう?
ここが最大のおすすめポイント。
時計業界のトップ、パテックフィリップ。
とっても希少な、カラトラバのブレスタイプ。
もし、上司が着けていたら?
憧れの眼差し、それだけで尊敬。
もし、親が着けていたら?
うん、狙うだろう。笑
譲ってくれたなら、「あなたの息子で良かった!」と心から言えるだろう。
これが、『一生モノの腕時計』だ!