ロレックスに並ぶほどの圧倒的な人気と知名度を誇る"オメガ"国内ユーザーも非常に多い言わずと知れたスイスの高級時計メーカーです。
2017年には生誕60周年を記念して、"スピードマスター""シーマスター""レイルマスター"のトリロジーコレクションと呼ばれる3つの限定モデルを発表しました。
当時のデザインを忠実に再現しながら現代風にアレンジをした魅力的なモデルとなっています。では早速、スピードマスター1957のレビューにまいりたいと思います。
【商品名】オメガ スピードマスター 1957
【型番】311.10.39.30.01.001
【機械】手巻き Cal.1861
【素材】ステンレス
【カラー】ブラック
【ケースサイズ】38.6mm
【防水性】60m
【国内定価】831,600円
【備考】60周年記念限定モデル 3557本限定
ベゼルにタキメーターをつけた世界初のクロノグラフ腕時計であるオリジナルの"スピードマスター"のデザインを忠実に再現した一本となっています。
現行のスピードマスターと比べてもだいぶ雰囲気が異なる一本となっています。
ブレスレットがはじめからついておりますが、純正の替ベルトも種類が実に豊富で、楽しみ方もいろいろありますね。
ファーストモデルの特徴でもある"ブロードアロー針"が見事に再現されていますね。渋くて非常にカッコいいです。
文字盤のカラーは『ブラックトロピカル』という少し枯れたアンティーク調の文字盤となっておりこれまた雰囲気があってカッコいい。
インデックスのスーパールミノバもヴィンテージ感満載の色味となっていて洗練されたデザインとなっています。トリチウムっぽい見た目ですが、暗所ではバッチリ光ります。
裏蓋にはお馴染み、シーホースの刻印が施されております。トリロジーコレクション3モデルとも裏蓋は同じシーホースの刻印が入っています。
また、シーホースの下には"60th ANNIVERSARY"の刻印されています。さらに、限定モデルを表す『LIMITED EDITION 〇〇〇/3557』の刻印も入っています。
強度が増したブレスレットのクラスプにはヴィンテージ風のオメガロゴがあしらわれています。バックルの開閉はプッシュ式となっており、着脱も簡単にできます。
ステンレス製のタキベゼルにもオリジナルを忠実に再現できていますね。また風防はサファイアクリスタルではなく、プラスチック風防となっているので表面がふっくらとしていて味がありますね。
現行のプロフェッショナル(42mm)より小さい38.6mmというケースサイズも絶妙なバランスが取れていて良いですね。日本人男性のサイズにもぴったりです。
16.5cmの私の腕にはこれくらいのサイズ感がぴったりですね。若干ブレス幅が広い気もしましたが、着け心地はかなり良いです。
涼しくなってきたら茶系のカーフベルトなんかに替えても面白いかもしれません。さらに雰囲気が出そうです。
箱はえんじ色で内側もレトロな雰囲気満載です。限定モデルは付属品ひとつとってもこだわりがあって面白いですね。
◼️2018年8月現在の価格相場◼️
【国内定価】831,600円(税込)
【並行店中古相場】780,000円〜850,000前後
【並行店新品相場】900,000円〜1,000,000円前後
出回り始めた昨年は中古品でも100万円以上の値がついていましたが、最近では中古品であれば定価以下で買える値段となってきています。
徐々に相場も落ち着いてきたので、兼ねてから狙っていた方はいいタイミングかもしれません。