ウブロがオールブラックモデルに掲げるコンセプト、invisible visibility (見えない可視性)。
こちらはそのコンセプトのもと、カーボンファイバーを採用したモデルです。
裏スケルトンから見えるムーブメントにはブラックPVD加工が施され、
どこまでもマットで黒い一本です。
カーボン素材には多くのメリットがあります。
・キズがつきにくい ・キズがついても目立たない
・軽くて丈夫 ・腐食しにくい
しかし、それらの利点を帳消しにして余りある欠点も。
・・・高そうに見えない!
しかし、このモデルは、そんな欠点を軽々と飛び越えましたね。
ハッキリ言って高そうです!
カーボンパターンに限らず、
・ウブロにはひと目見て「それだ!」と分からせるパワーある形状
・ラバーベルトで汗をかいてもへっちゃら
・「高級時計」として有名ながら、中古ではお買い得な物も探せば見つかる
・何より・・・Tシャツや半袖シャツにこれ一本で、ばっちりキマる!
いくつかオススメ個体をご紹介。
定価を考えると、かなりお買い得な金額の個体も見つかります。
インデックスと針の表面に注目しますと、かなり粗いラインが入っています。
ロレックスのヘアライン仕上げ部分とは大きく異なります。
裏面、「BIG BANG」の文字の彫りと塗料の流し込まれた雰囲気
このモデルでは白の塗料が塗布されています。
よく見ると、塗料の表面が必ずしも均一ではなく、厚めな箇所、薄めな箇所が見られます。
ウブロ特有のビスですが、非常にキレイに入っています。
真贋を見極めようという場面に立たされた時、ウブロの場合、針やインデックスを
見続けていると、かえって迷いが生じるかもしれません。
目立つ部分はニセモノも良く作り込むものですが、目立たない部分は出来るだけコストを
かけないようにするのが常です。こういった目立たない箇所を含めて総合的に
見ていくと判断しやすいかと思います。
本体とベルトの接合部分。
こういった箇所は、雑に造られた物の「アラ」が目立つ部分なので注目です。
如何でしたでしょうか。 興味を持って頂ければ幸いです。