ギリシア神話における海の神「オケアヌス」に由来しており、
その名から、「海」を連想させる「青」のデザインにこだわり、
かつブランドロゴにおいても「波」をモチーフとした柔らかい曲線と、
鋭いシャープなラインを用い、優雅さと先進性を表現しています。
【OCW-G1100C-7AJF】 2016年6月発売
・サイズ(H×W×D) : 51.1×46.1×15.1(mm)
・質量 : 102g
・ケース・ベゼル材質: チタン/セラミック
・バンド材質:チタン
・両面無反射コーティングサファイアガラス(デュアルカーブ)
・ネオブライト(短時間で光を吸収し長時間暗闇で光り続ける夜光塗料の事)
・セラミックベゼル
・10気圧防水
・タフソーラー(カシオ独自のソーラー充電システム)
・GPS電波受信機能:自動受信(時刻受信、最大1回/日)/手動受信(位置受信、時刻受信)
標準電波受信機能:自動受信(最大6回/日)(中国電波は最大5回/日)
・針位置自動補正機能
・ワールドタイム:世界27都市(40タイムゾーン、サマータイム自動設定機能付き)+
UTC(協定世界時)の時刻表示、都市入替機能
・ストップウオッチ(1/1秒、24時間計)
・パワーセービング機能(暗所では一定時間経過で運針を停止して節電)
・フル充電時からソーラー発電無しの状態で約8ヵ月駆動(機能使用の場合) など
最新モデルでは数多くの機能を持ち、一般的にプライベートで使える機能や、
世界各国を飛び回るビジネスマンも必要となる機能が豊富に詰まっています。
ではここまでの機能が1つの時計に搭載されるまではどのような進化があったのでしょう?
各シリーズを世代として分け、一緒に振り返って行きましょう!
・オシアナス初号機。世界初となるフルメタルクロノグラフ電波ソーラー
※2004年10月当時、カシオ社調べ
まだ今と比べると「青」も鮮やかさというより、シックで年配向けな様子の初号機。
今や発売から12年目を迎える「カシオ」の代表的シリーズとなる時計の誕生です。
・新たに「5モータードライブ」を搭載
約1年越しでの発売となったモデル。当時は「5個」の内臓モーターで針を個別に駆動させ、
選択した都市の時刻表示をスムーズに表示していました。最新モデルは「6個」に増え、
より最短距離で動くようになっています。
・「マルチバンド5」機能
世界5局の標準電波(日本2局、北米、欧州2局(イギリス、ドイツ))に対応し、
日本国内、北米エリア、欧州エリアでの自動時刻修正を実現しました。
・新ムーブメント「タフムーブメント」を初搭載
「タフムーブメント」とは、4つの機能「マルチバンド」、「タフソーラー」、「針位置自動補正機能」、
「ハイブリットマウント構造(衝撃時に発生する“たわみ”や“ずれ”への耐久性を向上させる構造)を
同時搭載した薄型電波ソーラームーブメントです。
・両面無反射コーティングサファイアガラス採用モデル
もともとは風防の”スクラッチ”防止などのためにサファイアガラスを採用しており、
光の屈折率を抑える事から、当時は裏面にのみ、「無反射コーティング」を施されているものが
多かったようです。その理由は、両面にしてしまうと表面側の硬度が落ち、結局ダメージが
出やすくなってしまう理由からのようです。
カシオでは地道な研究を続け、両面をコーティングした場合でも、ほぼサファイアの硬度に匹敵する
状態を持つ物を開発し、このモデルより採用しています。
機能だけではなくデザイン性をも重視し、【OCW-G1100】が発売した2015年には
カシオ自ら『青の革新』と謳い、名前の由来ともなっている「海」=「青」を強調した
柔らかく、エレガンスなデザインを誕生させ、国内だけではなく世界に向けて発信しています。
皆様いかがだったでしょうか?
日本国内から発信され、海外でも人気のある「カシオ」のフラグシップ「オシアナス」。
フラグシップモデルの名に恥じない「カシオの技術が集結されて造られた」時計だと
感じられたのではないでしょうか?
発売より12年目を迎え、今もなお進化を続けている「オシアナス」に、今後も個人的に