こんにちは。
今日は雲上ブランドの一つ、オーデマピゲのロイヤルオークをレビューしたいと思います。
今回はロイヤルオークの中でも比較的目にすることの多いRef.15400STにスポットを当ててご紹介していきます。
7年ぐらい前は80万円前後で中古市場で販売されていたRef.15400STのロイヤルオーク。
現在では180万円前後と倍以上の値段で取引されています。
もちろん数年前と比べて景気や為替が違うことも要因の一つではありますが、それ以上の相場急上昇と言えます。
廃盤になり相場が上がるのはよくある話ですが、ロイヤルオークは現在も販売している現行モデル。
3大ブランドの中で「ロイヤルオーク」と比較されることの多いヴァシュロンの「オーバーシーズ」はここまで値上がりすることがなかったのですが、ロイヤルオークは一気に値段が上がりました。
定価も徐々に上がり続けて先日も¥1,944,000-から¥1,998,000-に上がりました。
昨年2017年の11月から保証書がカードタイプに変更されましたね。
保証書には型番等の記載はなくシリアルのみとなっています。
型番記載がないのでもし、文字盤交換をしたりしてもわからなくなってしまいますよね…。
シルバーから青にしても、「元々青文字盤です!」が通用しちゃいそう…。
ジェラルドジェンタ氏がデザインした8角形のデザインのロイヤルオーク裏からネジを締めているので、正面から見るとビスもグルっと一周しているデザインとなっています。
ちなみにウ〇ロのビッグ〇ンはビスの向きバラバラです。
グランドタペストリーの文字盤は中心からギョウシェで円を描くデザインとなっています。
私は数か月前までグランドタペストリーをワッフル文字盤と言っていました。
以前はワッフル文字盤と言っていた気がするのですが私の勘違いですかね。
インデックスはホワイトゴールド製のアプライドを使用しています。
22Kのローターを搭載したCal.3120。
パワーリザーブは60時間なので2日半となります。
フルにゼンマイが巻き上がっている状態であれば、土日に使用せずとも月曜日の朝には動いていることになりますね。
装飾性はもちろんのことローターの回転率を高める為22Kローター。
寄りでみると非常に美しいです。
ロイヤルオークは非常にブレスやケースの面取りがキレイな時計です。
指で触ると新品や研磨していない状態のいいものはエッジが非常に尖っているのがわかります。
ケースの裏もこの通りです。
私のような素人が見てもつくりの良さがわかる時計です。
値段や相場が上昇しても仕方ないのかな、なんて思います。
保証書が変更されて型番がわからなくなったと、先ほど書きましたがそれに伴い難点がもう1つあります。
それは、購入年がわからない…。
今までの保証書には購入年月日が記載されていたので、どれくらい前の物なのか、オーバーホールはそろそろした方がいいのかがわかりました。
正規店で新品を買っていた場合なら自分で新品を購入したのでわかりますが、中古の場合だと今後全くわからなくなってしまう可能性がありますよね。
カードタイプになりスマートになった反面ちょっとなーと思う私でした。
1年間でも30~50万円近く相場が上昇してしまったロイヤルオークの15400ST。
定価は約200万なので今後、ロレックスのように定価以上の価格となってしまうことも十分に考えられます。
定価以下で購入できるラストチャンスかもしれません。
お探しの方は早めに購入した方がいいかもしれません。
それではまた!