フランク三浦とは、人前に顔をほとんど出さない謎の天才時計師。
その「フランク三浦」が作る腕時計は、シャレとお洒落がわかる
ハイセンスな人にオススメの「デザイン・ノリ・低価格」を追求した
パロディーウォッチ。
営業マンが付ければ話題に困らず、プレゼントをすれば意外と喜ばれ、
キャバクラでは予想以上の大ウケだ。
あらゆる場所で、貴方の周りを笑いに包んだ時計。
えー、入手は極めて簡単です(笑)
「楽天」や「Amazon」で検索をすればメガヒット。
また「フランク三浦」の販売元「三浦一族」のオンラインショップでも購入が可能。
http://tensaitokeishi.jp/html/page6.html最近ではその話題性から、「ドン・キホーテ」や
輸入カジュアルウォッチの専門店「時計倉庫TOKIA」などでもその姿が確認されている。
価格はおよそ4000円から、高いモデルでも1万円台と
懐に極めて優しいブランド時計なのだ!
2016年4月某日、大阪府内の某所に「フランク三浦」が
売られているという情報を独自のルートで入手。
私は5000円札を握りしめて、その場所へ急いだ。
あっさりと発見(笑)
特設コーナーまである。
ここでのラインナップは4104円~6150円。
5000円しか持っていない私は迷わず最安の4104円のモデルをチョイス!
裏取引のようなこの演出。
出された袋は、高級時計ブランドのそれとは異なり
中身の見えない、黒無地のシックなビニール袋・・・
うーむ、実に私好みだ。
はやる気持ちを抑えつつ、慎重に黒のビニール袋を開け
憧れの「フランク三浦」とご対面。
裏蓋はこんな感じ。
「完全非防水」という文言に底知れぬ親切さを感じる。
キャメルクラッチ(Camel clutch)は、プロレスの技の一種である。
和名駱駝固め。また、別名はカバージョ、馬乗り固め。
前述の箱のほか、「フランク三浦」にはちゃんと保証書もついている。
個人的には、
“ウレタンベルトに調整用の穴が開いていない⇒ご自分で開けて下さい。”
がツボだw
「そんなことないでしょ・・・」
「ネタだろ。」
なーんて思っていたら。。。
やってくれるぜ「フランク三浦」!
自前の爪楊枝を駆使し、ウレタンベルトに穴をあけ・・・
私事であるが、先日長袖を着て炎天下にいたため
腕は白く、手は黒いという、イビツな日焼けをしているのだ。
手の黒さと「フランク三浦」の白色、
腕の白さが絶妙のラグジュアリー感を・・・
醸し出すわけがないw
箱開封時は、リューズが引かれた状態で梱包されており
それをプッシュすると、針が動き出すという仕組み。
秒針もしっかりと1秒ごとに進んでいる・・・当たり前か。
文字盤のギョーシェ彫りもキレイで、インデックスの塗料のノリも悪くなく
全体的にハッキリとした印象。
時計としてはバッチリ機能している。
遠目に見ると漂う、異様な高級感。
この値段で買える時計としては相応、
むしろそれ以上の一品だと私は思った。
前述の、
「営業マンが付ければ話題に困らず、
プレゼントをすれば意外と喜ばれ、キャバクラでは予想以上の大ウケだ。」
という公式オンラインショップの言葉はその通りだと思った。
何より、このアイディアにこのプライスというところが素晴らしい。
少々怖気づくも意を決して店内へ・・・