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【時計レビュー】ルイ・ヴィトンの腕時計ってどうなの!?【タンブール】<時計怪獣 WatchMonster 2016/3 掲載記事>

2016/3/11



【ラグジュアリー・トラベルウォッチ】 2001年より本格的に腕時計展開をはじめたルイ・ヴィトン。 アイコンウォッチである「タンブール」(和太鼓モチーフ)を筆頭にルイ・ヴィトンらしいスタイリッシュな商品展開を行っている。 今回は「タンブール」に関しての感想お伝えします。


ルイヴィトン タンブールGMT Q1131

 (1974)

ただ多くの人は「ルイ・ヴィトンの時計ってどうなの?」「バッグのブランドでしょ?」という
懐疑的な見方をしているのではないでしょうか?
私自身ルイ・ヴィトンの腕時計を使用している一人ですので、今回は所有している「ルイヴィトン タンブールGMT Q1131」についてひとつ感想を書いて見たいと思います。

ルイ・ヴィトンのステンレスブレスレットは秀逸である

表題の通りでありますが、ルイ・ヴィトンのステンレスブレスレットの作りはジュエラー(カルティエなどの方商品を扱うブランドの腕時計)の腕時計に引けをとらないほど美しいです。
まず鏡面部分の仕上げが恐ろしく綺麗です。
鏡面というだけあって鏡の様に磨かれたステンレスなのですが、もはや「鏡」です。
 (1979)

撮影したスマホがくっきり映っています。そしてその技術で作られるブレスレットがこちら。
 (1981)

鏡面仕上げと、サテン仕上げをうまく使い分ける事で「ルイ・ヴィトン」のお家芸である「ダミエ」の柄を
ブレスレットに浮き上がらせています。
私はこちらをダミエ・ブレスレットと呼んでいるが、大のお気に入りであります。
むしろこのブレスレット仕様で無いルイ・ヴィトンの腕時計にはあまり興味が無いです。
 (1984)

私の所有するQ1131も2010年付近の製造でしょうか?
気付いたころにはこちらのブレスレットにマイナーチェンジされておりまして
やややぼったく本当に残念ポイントの一つとなっております。
どの腕時計メーカーもあからさまなコストダウンを行っているのも昨今の腕時計市場の寂しいところです。

ブラウン文字盤は少数派

ルイ・ヴィトンの腕時計の特色のひとつとして「ブラウンカラー」の文字盤が挙げられます。
いざ探してみるとブラウンカラーの腕時計は少なく、特にステンレスブレスレットの腕時計になるとかなりの少数派です。腕時計の文字盤カラーといえば黒、白、青、銀が主流となっており、淡いカラーを採用すると時間が見難くなるという事も有り多色は高級機械式時計では敬遠されがちです。
 (1991)

しかし私はこのブラウンの文字盤もお気に入り要素の一つでして、ブラウンにイエローのドットを施す事で非常に見やすいカラー配色になっております。元々ブラウンとイエローはモノグラム柄に使用されているカラーですのでこの奇抜な配色もルイ・ヴィトンにとってはそこまで珍しいカラーにはならないのでしょう。

見えない部分もしっかり

高級品を売る事に関しては抜け目が無いルイ・ヴィトン、見えない部分やアフターサービスも充実の内容となっております。
 (1999)

裏蓋にはしっかりとモノグラムモチーフをエングレービング、普段見えない部分にも手抜きなしでしっかりと装飾を施してくれています。手で触るとしっかりと彫られた感触を感じる事ができる作りとなっております。こういう細かいトコロほど高い腕時計には大事かなぁと思います。

そして何より伝えたいのがアフターサービスの良さです。

腕回りが太くなり私がルイ・ヴィトンを訪ねた際の事ですが、調整したコマを無くしてしまっていた私はコマを店頭で購入して着けて頂こうと思っておりました。

スタッフに「コマを購入したい」という旨を伝えると店員さんからは驚きの回答が、

「当社の製品をお買い求め頂いた方から代金は頂けません。無料でコマをサービスさせて頂きます。」との対応。

担当スタッフによって違いがある可能性がありますので一概には言えませんが私にとってはいい意味で驚きの対応でした。

長年腕時計を購入してきておりますがアフターサービスとは非常に大事でして、アフターサービスが悪いゆえ買わなくなったメーカーは多々あります。その中でもルイ・ヴィトンの対応は素晴らしく、このポイントも私がルイ・ヴィトンの腕時計が好きな要因の一つになっております。
 (2003)

 (2005)

タンブールウォッチ以外にも昨年には世界の時間をユニークに表示する「エスカル」も登場してバリエーションも年々増えデザインもどんどん洗練されてきています。

まとめ

美しい仕上げ作業が施された腕時計であり、ブラウンカラーという珍しいカラーバリエーションをもつルイ・ヴィトンのタンブールウォッチ。手厚いアフターサービスも高級時計を販売するうえで満足のいく内容となっています。

値段に対してもコストパフォーマンスは決して悪い腕時計ではありませんので、そのスタイリッシュなデザインを楽しんでみてはいかがでしょう。

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