時計ブランドの良いところと悪いところを好きなように書いていくこの企画、今回はグランドセイコーについて書かせていただきます。
グランドセイコーは、ここのところ、広い年齢層の方たちに人気があるようで、つけておられる方を見かけることも多いです。
もちろん、製品としての確かさは間違いないので、人気云々の話ではないのですが、それにしても、ロレックスやオメガなどと並んで、普通に検討対象に入れている人も少なくありません。
今回は、そんなグランドセイコーについて、良いとこ悪いとこを書いていこうと思います。
今までは、グランドセイコーといえば、グランドセイコーを好きな人が買うといったイメージでした。
つまり、なにかいい時計を一つ、みたいなときに、グランドセイコーにいっちゃう人は、最初からグランドセイコーにしか興味がない、といった場合が少なくなかったのです。
他のブランドには目もくれず、グランドセイコーの中で、自分に合ったものをチョイス、といった具合です。
しかも、買った時計は、一生、使い続けます。おじいちゃんになっても。
ところが、ここ最近は、ロレックスを売って、グランドセイコーを買う人がいたり、若い子が、欲しい時計の候補として、ロレックスやオメガに加えて、グランドセイコーを入れてくる、といった現象が起きているのです。
つまり、グランドセイコーが、ちょっとした時計好きの人たちにとっても、もはや、ロレックスやオメガと肩を並べるとか、負けずとも劣らないブランドになってきているということですね。
一応、断っておきますが、あくまでも人気面でということですよ。
技術力は世界最高峰レベルなのは言うまでもありません。
グランドセイコーの製品は、もちろん日本製ということもあるのかもしれないけれども、価格が抑え気味なのに、作り込みが丁寧なんですね。
私が最近お気に入りの、SBGW235は、まさにこだわりの逸品です。
まず、アイボリーの文字盤はとても上品で、クラシカルな雰囲気を醸し出してくれます。
風防も裏蓋も高級なサファイアガラスを採用し、風防に至っては私が大好きなドーム型となっております。
このドーム型のサファイアガラスは、是非、各社でも採用して欲しいものです。
ここまで丁寧に作り込まれた時計は、出来上がってからのオーラが違います。
針の一つ一つ、ブレスレットの一コマ一コマに、グランドセイコー社の時計への愛が感じられますね。
ここまでしている時計が定価50万円ということだから、海外のブランドとかを見慣れていると、安い!となるのでしょうね。
実際に、こんな値段でこんな時計が作られるんだ、とか思ってしまいますが・・・。
これも悪いというわけではないのですが、種類が多過ぎませんかね。
カタログやホームページで事前に確認しても、なかなかお店に行ってお目当てのものが見つからない場合もあったりします。
あくまでも個人的な戯言ですが、今のような品番的なモデル分けではなく、各モデルにネームをきちっとつけて、キャラを立たせて欲しいと思うのは私だけでしょうか。
せっかくなので、日本的なネーミングをつけて欲しいですね。
「YAMATO」とか「FUJIYAMA」とか「SAKURA」とか。
で、大事なのは、継続してずっと長い間作り続けて欲しいんですね。
いつの時代にも、そのモデルが存在するように。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
国産、最高峰ブランドであるグランドセイコー。
ここ最近は、比較的若い人たちの間でも人気があるようで。
最後に書かせていただいた、モデル名をつけるというのは、いいと思うんですけどねぇ。
もし、お目にかかりましたら、是非、ご検討ください。