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ウブロは終わらない~ラグジュアリースポーツの系譜~

2016/3/22


1979年にスイス ニヨンで創業されたウブロ(HUBLOT) 伝統を重んじるスイス時計業界で、異素材を採用した腕時計作りなど、革新的なブランドの魅力に迫ります。


HUBLOTとは

1979年創業のスイス ニヨンにて創業。
伝統的な時計作りを重んじるスイス時計業界の中でもいち早くラバーバンドを採用したり、
セラミックやタンタルカーバイドなど異素材を腕時計作りに取り入れる革新的ブランドである。

ウブロの台頭

近年の腕時計メーカーの中でも急激にその勢力を伸ばしてきている「ウブロ(HUBLOT)」、
その勢いは本物であるように思えます。
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今までもいわゆる「トレンドウォッチ」というものは数多く存在してきました。
ロレックスやオメガ、セイコーといった実用時計とは別に休日の腕にはめる様なファッション性の強い腕時計が多いです。

例に挙げると、ガガミラノ、ダニエルウェリントン、セブンフライデーといった腕時計は2015年のトレンドウォッチであったと言えると思います。
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かつての「ウブロ」も古参の腕時フリークからは「どうせすぐ流行りは終わる」だとか「外側だけの腕時計」なんて辛辣なコメントをされる事がありました。

「トレンドウォッチにしては高すぎる。」

これがウブロについた最初のイメージだと思います。

しかしそういった声を跳ね返し「スポーツラグジュアリーウォッチ」というカテゴリを確固たるものにしたのは間違いなく「ウブロ」の功績であるといえます。

ウブロが与えてくれた選択肢

数年前までは高額な腕時計を買うといえばゴールド製のロレックスであるか、複雑機構を積んだ時計と言うのが定石であったように思えます。
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そこに現れたのが異素材を組み合わせたスタイリッシュな高額なスポーツ時計である、オーデマピゲのロイヤルオークオフショアとウブロのビッグバン。

この2つの腕時計は今も続くラグジュアリースポーツウォッチという新しい選択肢を切り開いてくれた二大時計だと思っております。

特にウブロのビッグバンはファッション性が強く、ゴールドやプラチナ製の腕時計でも無いのに余裕の100万円オーバーの価格設定。
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いったい誰がそんな高いファッション時計買うの?


でも爆発的に売れたのです。

そこに飛びついたのは今までのクラシカルな雰囲気の高級時計に飽きていた人々でした。

そして巧みな広告戦略

ウブロの広告戦略を支えるのがLVMH(ルイヴィトンモエヘネシー)グループ。
LVMHグループは高額品販売のプロです。

実際腕時計の機械の中身だとか外装について100%理解しているユーザーはほぼ皆無といっていいと思います。

では実際何を基準に腕時計の良し悪しを判断しているか、

それはメーカーとメディアの発信する情報ですね。いわゆる広告戦略です。

ウブロの躍進を支えているのがまさにこの広告戦略の秀逸さにあると思います。
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世界への影響力があるアスリートをアンバサダーとして起用して様々なメディアに登場させています。

それも数人では無く、各スポーツ界での影響力を持っている人物であればすかさずコラボレーションしています。
ウブロ/公式サイト - Hublot - 高級腕時計, スイス製時計 (4897)

メディア露出が多い為か、ロレックスやオメガであれば知ってるよ!というライトユーザーにも「ウブロ」というブランドネームが浸透していきました。

「いつかはロレックス」という腕時計ユーザーの中にも、「いつかはウブロ」という人が増えてきたのも事実です。
類稀なる広告戦略により、
「値段が高くて有名人が着けてるカッコいい時計」
というイメージを植え付ける事に成功、現在の地位を確立した訳であります。

ウブロの持つパワー

事実ウブロの腕時計のデザインはスタイリッシュであり腕時計のデザイン自体に相当なパワーを持いました。

ユーザーを飽きさせないように数多くの限定モデル、カラー&素材バリエーションがある事も「他人と被りたくない」というオシャレユーザーのツボにハマっていた感もあります。


まとめ

腕時計の持つデザインと類稀なる広告戦略の“フュージョン”によりウブロ人気は
まだまだ尽きる事は無さそうであります。

今後もスポーツラグジュアリーウォッチのカテゴリーを引っ張っていく

トレンドリーダーとしてウブロの動向には注目していきたいと思います。

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