2008年に発表されたシリーズ8
"ステイタスよりスタイル、ラグジュアリーではなくスマート"をテーマに
シチズンが新しい方向性を打ち出したライン
全てのパーツを美しく仕上げる為の8ピースの構造のケース
シリーズ8の由来は、その構造からきております
ケースを8ピースに分けたのは、きっちりと磨き込む為です
エッジが立ち、ミラー面は奥深く輝き結合部分ですら美しい
シチズンの揺るぎ無い機能への追求
その代名詞とも言えるエコドライブを
デザインと融合させた、既存のエコドライブとは一線を画し
東京モダニズムを具現化したモデルとなりました。
価格帯も、20万円を超えシチズンの中でも高級ラインナップ
お子ちゃまには着けれない、大人の余裕
高級ラインとは言え、ザ.シチズンなどとは違うアティチュード
都会的デザインに隠されたシチズンの真意
新型808が追加されたシリーズ8
改めて、ラインナップを振り返ってみましょう
エコドライブが搭載されたスタンダードモデル801
シンプルでありながら、奥深い佇まい
時刻を知らせる事に徹底したスタンダードモデルは
RADIO CONTROLを搭載し、時間の狂いを許さない
このモデルだからこそ、造形の美しさが際立つ
クロノグラフを搭載したシリーズ8
世界多局受信などの複雑機構を搭載しながらも
バランス良く無駄のないデザイン。
シチズンの得意とするエコドライブの核となるソーラーパネルは
現代の技術を持って、インダイアルが兼ねている
モダンでありながら、横3つ目の配置が
クラシカルな印象も受ける
801が進化した805
シリーズ8の特徴でもあるケースを、敢えて削ぎ落としスリム化
それに伴いダイアルもクラシカルな印象のタペストリーに。
よりビジネスシーンでの着用が意識されたモデル
カレンダー以外のデザインを排除しシャープな印象を醸し出す
レザーストラップ仕様はコードバンを採用し
スリム化されたケースとの相性も申し分ない
世界他局受信のワールドタイム806
ワールドタイムモデルに在りがちな、派手さとは無縁のシリーズ8
ダイアル外周に配された各都市も控え目でありながらも、視認性は落とさない
用意されているホワイトダイアルは、エグゼクティブにこそ相応しい
スピード感溢れるクロノグラフの807
タキメーターの様に配された都市表示
インダイアルを縦2つ目にデザインし、スポーツモデルとも言えるデザイン
804とは違い、プッシュピースがシンプルにおこされたデザインで
より操作性を向上している
DLCモデルも用意され、精悍なブラックは
上質で色気ある魅力を放っている
シリーズ最新モデルにして、最高額のモデル
ねじ込み式リューズを備え20気圧防水を確保
他のモデルには見られない、太めのハンズには視認性の高いブルーの夜光
既存のダイバーズモデルとは違い
大人のスポーツモデルに仕上がっている
これだけ精悍なシリーズ8
やはり、アパレルも放っておく筈が無い
2010年、日本を代表する世界のブランド マスターマインドが
シリーズ8に別注をかけた
805をベースにマスターマインドのアイコンのスカルが
3時と9時位置に配置され、ガラスにも浮かび上がる
その他、リューズやバックルなど計6箇所に入る
付属のカーフバンドは、高級感のある松坂牛を使用
随所に拘りのある、僅か80本の限定品だった
お気づきかもしれませんが、現ラインナップには
802と803が存在しません
802はエコドライブのクロノグラフで
ほぼデザインが同じ804が後継となりました。
個人的には、1番好きだった803
ビッグデイトにパンチングのダイアル
無くなってしまって残念です
ビッグデイトって、一般的にはイマイチなのかな?
シリーズ8ですが、基本流通限定で安売りされる事がありません
ただ、ごく稀にアウトレットに並ぶ事があります
中古市場では、状態が良くなくても構わなければ
ヤフオクなどで801が5万アップぐらいから入手可能です
皆さんも、大人なチョイスをされてみては如何ですか?
僕も、803の出物に巡り会えますように