オリンピックの公式タイムキーパー
世界中のトップアスリート達が競い合うスポーツの祭典、冬季オリンピック。今年は韓国・平昌(ピョンチャン)で開催されます。
この大会でオメガはオリンピック28回目となる公式タイムキーパーを務めます。オメガが初めて冬季オリンピックの公式タイムキーパーを務めたのが1936年。凄い歴史ですね。
今までもオメガはオリンピックにちなんだ限定モデルを発表してきましたが、今回の平昌オリンピックでも限定モデルを発表しています。
今回はオリンピック限定モデルとして発表されたうちのひとつ、『シーマスター プラネットオーシャン ピョンチャン 2018 リミテッドエディション』をレビューしてまいりたいと思います。
シーマスター オリンピックゲーム ピョンチャン2018
【商品名】シーマスター ピョンチャン 2018 リミテッドエディション
【型番】522.32.44.21.03.001
【機械】自動巻 Cal.8900
【素材】ステンレス
【文字盤】ブルー
【ケースサイズ】43.5mm
【防水性】600m
【参考定価】799,200円
【備考】2018年平昌オリンピック限定モデル
開催国である韓国カラーのブルーとレッドの配色
韓国の国旗をモチーフにしたブルーとレッドの配色。ダイアルカラーはネイビーに近い濃いめのブルー、セラミックベゼルの一部にラインとレッドを採用しており、お洒落なデザインになっています。
ケースサイズは43.5mmと存在感も抜群。ステンレスですが、かなりズッシリきます!
2018本限定モデル
開催年にちなんで、2018本の限定モデルとなっています。リリースされたのは2017年ですが、まだまだ国内での出回りも少ないアイテムとなっています。
限定証明書には『※※※※/2018』と記載されており、裏蓋にも同じように刻印されています。
裏蓋にはシンボルマークの五輪が
裏蓋には『Pyeongchang 2018』五輪のシンボルマークも刻印されています。防水性能は驚異の600mながら、シースルーバックとなっているので、ムーブメントも堪能できます。
五輪マークマークの上にも平昌オリンピックのエンブレムが刻印されています。開催地である平昌(ピョンチャン)のハングル文字をモチーフに作られているようです。
搭載キャリバーCal.8900はコーアクシャル エスケープメント搭載の自動巻きムーブメント。さらにMETAS認定のマスタークロノメーターですので信頼の高いムーブメントとなっています。15,000ガウス以上の耐磁性能も備えており、スペックは十分すぎるほどあります。
実は文字盤もセラミックなんです!
文字盤の針の中心のすぐ下に『ZrO2』とペイントされていますが、これは『ジルコニアの化学式』の事で、文字盤は酸化ジルコニウムを使用したブルーセラミックとなっています。
セラミックは耐久性、耐食性にも非常に優れた素材なので、経年劣化しにくい素材といえます。また、ダイアル表面は独特の光沢感がありお洒落な雰囲気となっています。
付属品もオリンピックを意識した特別仕様となっていますね。冬季五輪という事で箱はホワイトカラーを採用。箱の内側にもオメガとオリンピックマークがペイントされています。
縁の色使いもカラフルで五輪のイメージを連想させる作りとなっています。箱も高級感がありますよ!
ばっちり限定証明書も付属しています。普段使う事はありませんが、捨てちゃダメですよ。こいった細かい付属品も重要です。限定品ならなおさら付属品は大事になってきます。
ブレスレットの他に替えのラバーストラップもついておりますので、気分によって替えられます。デザインはスポーティですが、ダイアルは派手過ぎず落ち着いた色味のブルーなので幅広いシーンでも活躍してくれそうです。
現在の相場は?
ここ最近少しずつ出回るようになってきましたが、まだまだ品薄。国内ではあまり多くは出回っておりません。海外販売サイトを見てみると60万円~80万円ほどで出ているものが多く、定価799,200円と同じくらいの金額で取引されています。
生産本数は2018本。これ以上は増える事がないので、今後価格が大幅に下がることも考えにくいです。オリンピックの記念に買うも良し、ガンガン使っていくのも良し。存在感抜群な『平昌オリンピック限定モデル』おすすめです!