SEIKO5 SPORTS SRP241

SRP241K1
via くろ
スペック
ムーブメント:4R36
ケース直径:約39mm
ステンレスベルト(セミソリッド)
ハードレックスガラス
100m防水
手巻き機能・秒針ハック機能を備えた4R36ムーブメント搭載型セイコー5スポーツ(逆輸入品)。
六角形のクッションケースと、アラビア数字が彫られたベゼルがクラシカルな雰囲気を出しているモデルです。
日本国内でもネット通販で逆輸入品として一時期販売されていたようですが、私が探していた昨年(2016年頃)はほぼどの店も売り切れてしまっていました。
頼みの綱のebayでも見つからなかったため入手はもう不可能か…と諦めかけていたところで奇跡的?に米国amazon.comで在庫を発見。どうにかゲットできました。
他のバリエーションとしてSRP239(白文字盤)、SRP244(ピンクゴールドIPとシルバーのコンビネーション)、SRP247(黒ベゼル&ミリタリー風文字盤)、SRP249(SRP247のオール黒IP)などがあります。
SRP241ここがカッコイイ!ポイント

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文字盤の縁まで届く長めの秒・分針と、細かく刻まれた目盛りが「しっかりした腕時計」という感じです。
2016年くらいよりも以前のセイコー5スポーツにはケース内にチャプターリングを備えたモデルが多く、ケース自体も大きめであることが多いですが、このモデルに関してはケース横幅が約40mmとほどほどのサイズに収まっているのも魅力的です。
ガラス部分の直径も(他の5スポーツと比べて)小さめなためか、割とコンパクトなイメージがあります。
文字盤の色はやや赤みがかった黒(あるいは濃いこげ茶色?)。うっすらサンレイ加工されているのか、少し光沢があります。

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上述した通り、ケースはクッション風になっていて存在感たっぷり。
側面の多角的な面構成のデザインや、すり鉢状のベゼルとの相性もなかなか良さげです。
ベゼル・ケースともにヘアライン仕上げなのでしっとりした落ち着いた雰囲気で、ケース側面の角部分など一部だけポリッシュになっているのも面白いです。
ケースの厚みも他の5スポーツモデルよりほんの少し薄くなっているようです。

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ブレスレットはオリジナルのセミソリッドから無垢のものに交換しています。
このモデルには弓カンがなく、ブレスレットの中コマをそのまま接続するタイプになっています。
ブレス接続部分の幅(カン幅)が10.5mmくらい?と微妙に中途半端なサイズになっているため、中コマ11mmのものを少し削って装着しています。
SRP241リストショット

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クッションケースのみっちり詰まった感がいいですね~。
六角形のシルエットが腕元でもかなり主張してくれます。文字盤自体はシンプルなのでオフだけでなくオンでも割と使えるかな?

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スポーティーなデザインなので、これからの夏シーズンにもよく似合いそうです。
半袖の腕につけてシルエットを楽しみたい時計…的な(笑)。
クセが強く、派手なものが多いセイコー5スポーツの中でもケースデザインの個性はありながら雰囲気自体は割とシンプル寄りという、独自の個性を獲得している感じです。
比較

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セイコー5・SNKE01と並べてみると…
ベゼルのアラビア数字モールドや弓カンのないブレス接続部分など、結構共通点がみられます。サイズ的にはSNKE01が37mm程度なので、SRP241より1周り程度小さめですが文字盤自体の直径はほぼ同じくらいのようですね。
最後に

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今回は六角形クッションケースが特徴的なSRP241をレビューしてみました。
いい腕時計なのですが、割とすぐ売り切れてしまったため今は手に入りにくいというのが何とも残念です。
基本的にセイコー5は売り切れたらそれっきりというものがほとんどなので一期一会的な側面が強く、今回ひょっこり手に入れられたのは本当に幸運でした。
おそらく日本ではもう手に入らないモデルかも知れませんが、もしどこかで見つけたら購入して損はない、とオススメします。