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【腕時計レビュー】至高のドレスウォッチ パテックフィリップ カラトラバ 5196R <時計怪獣 WatchMonster 2019/6 掲載記事>

2019/6/19



時計好きなら一度は憧れる最高峰の高級時計メーカーのひとつ、パテックフィリップ。今回はカラトラバの代表モデルのひとつでもある「カラトラバ Ref.5196」のレビューをしてまいりたいと思います。


カラトラバの定番モデル! Ref.5196

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パテックフィリップの王道モデル"カラトラバ"。歴史もある人気モデルで、現在でも幅広い層から支持されており、ドレスウォッチの完成形ともいえるモデルですね。
初代カラトラバ Ref.96(クンロク)が初めて世に誕生したのは1932年。昭和7年。歴史があります。
また、"カラトラバ"というモデル名は12世紀(1164年)にスペインで設立された“カラトラバ騎士団(Orden de Calatrava)”が由来となっているようで、現在でもカラトラバ騎士団のエンブレムを模した"カラトラバ十字"がブランドのシンボルマークとして採用されています。
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ちなみに画像のバックル部分が"カラトラバ十字"です。カッコいい。。
そんなカラトラバですが、現在でもメンズ・レディース・自動巻や手巻き、素材バリエーションも多伎にわたり展開しており、現行モデルだけでも30種類以上のバリエーションがあります。
そこで今回は今回はメンズカラトラバの人気モデルRef.5196Rをレビューしてまいりたいと思います。

カラトラバ Ref.5196 基本スペック

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【商品名】カラトラバ
【型番】5196R
【機械】手巻き Cal.215PS
【素材】ローズゴールド
【カラー】シルバー
【ケースサイズ】37mm
【防水性】3気圧防水
【参考定価】2,592,000円
初代Ref.96の特徴を継承する定番モデルの5196。素材も一番人気のローズゴールドです。
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5296の特徴のひとつでもある文字盤外周のパールドロップミニッツポイント。
そして弾丸型のアップライト(植字)インデックス。
文字盤に立体感が生まれ気品溢れるデザインとなっています。
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ベゼルはスムースベゼルとなっており、ラグは美しい流線型のデザインとなっております。
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Ref.5119と比べても違いは明らかですね。Ref.5119のベゼルは『クル・ド・パリ装飾』ラグは『ストレート型』。対してRef.5196のベゼルは『スムースベゼル』ラグは『流線型』となっています。
どちらも魅力的なモデルですが、よりドレッシーな印象が強いのは5196だと思います。
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ご覧下さいこの薄型ケース。わずか7.68m
mの薄さとなっており、装着感の良さは言うまでもなく素晴らしいです。
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シャツの袖にもしっかり収まりますし、ビジネスシーンでは特にその力を発揮する事でしょう。
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6時側にはスモールセコンド(秒針)が施されております。シンプルなデザインながら、ここまでの存在感を出せるのは見事ですね。時代を超えて愛される理由がなんとなく分かりる気がします。
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リューズにも"カラトラバ十字"が刻印されています。ベゼル、リューズはポリッシュ仕上げとなっており、ケースサイドはサテン仕上げとなっています。このコントラストも素晴らしいですね。
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シルバーグレーの文字盤もシャープで繊細な仕上げとなっております。パテックフィリップの時計は文字盤ひとつとっても高級感が違いますね。
ビジネスシーンはもちろん、、華やかな場所でも決して見劣りする事がなく、ステータスを高めてくれる一本。
高級時計に少なからずありがちな"イヤミ"な感じも全くなく、バランスに優れたモデルといえるのではないでしょうか。
写真だけでは伝わりきらないので、実際に手にとって見て頂きたいモデルですね。別格のシンプル時計である事が分かると思います。

パテックフィリップ カラトラバ 5196R-001 シルバー文字盤 手巻き 中古A 979115746

1,980,000

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