ずっと使えるモノとは、『飽きない』『壊れない』『流行に左右されない』モノでしょうか?
今まで数々の腕時計を手にとってきましたが、「カッコイイ」や「イケてる」「雰囲気がある」などの感想は良くありました。
しかし今回はその先の『一生モノ』にふさわしい逸品をお勧めしたいと思います。
今回ご紹介するモデルは、少し年齢層が高めな印象かもしれません。
ブランド:パテックフィリップ
モデル:カラトラバ
型番:5119G-001
素材:WG×クロコ革ベルト
動力:手巻(キャリバー215PS)
ケースサイズ:36mm
防水:生活防水
国内定価:2,613,600円(税込)
3919の後継モデルです。いいですよね。
まずはこの『クル・ド・パリ』ベゼルですね。
いかがでしょう?この仕上がり。
小さなピラミッドが連なったデザインで美しいです。
いい仕事してます。
18金を表すホールマークもしっかりキッチリ入っています。
横顔のセントバーナードが心なしか勇敢に見えてくるのも伝統あるパテックフィリップの凄味なのか…
はい。皆さん大好きなシースルーバックから覗き見れるムーブメントですね。
パテックフィリップを代表するキャリバー215PSです。
44時間のパワーリザーブでございます。
ふむふむ。
取扱い説明書にも各キャリバーの情報が載っております。
そして、このPPマークは『パテックフィリップシール』ですね。
ジュネーブシールという最高級スイス時計の規定をクリアした証よりも、更に厳しい基準をパテックフィリップは設けています。
その証がこのPPマークです。安心ですね。
付属品のBOXも立派でございます。
葉巻でも入ってそうですね。
他の高級ブランドと比べても断然パテックフィリップです。
高級インテリアといった感じで流石ですね。
いかがでしたでしょうか?
パテックフィリップの伝統技術・こだわりが少しでも伝わったでしょうか?
今だけを考えるのであれば、スポーツタイプやデカ厚タイプなんかもいいでしょう。
しかし、60代70代80代と年齢を重ねてもずっと身に付けていられる、輝き続けるモノ。更には受け継いでいけるモノとは、カラトラバ5119G-001のようなモデルではないでしょうか?
現在このモデルは、国内の正規店では入荷数も少なく品薄状態のようです。並行輸入品も扱う時計屋さんでは、新品未使用で200万円前後、中古美品で160万円前後といったところが相場でしょうか。
20代から今までスポーツモデルでヤンチャしてきた方も、一度お手に取って見ていただきたいと思います。
最後に私のリストショットでお別れを。笑