カーボンとは、元素のひとつ「炭素(元素記号:C)」のことを指します。
作り方としては、アクリル繊維を約1,000℃もの高温で焼き炭化させます。
これを織り込んで作られる生地がカーボンクロスであり、カーボンクロスに樹脂を染み込ませて成形加工し、硬化させた複合素材がcarbon fiber reinforced plastic【 炭素繊維強化プラスチック】です。
カーボン繊維強化プラスチックは、鉄と比較し 比重が約25%…スーパー軽量が最大の特徴です。
よくレーシングカー等に使用されるために『軽い』イメージがありますが特徴はそれだけではありません。
そうです、実はカーボンは堅い!!
引張強度が約10倍…高強度なんです。更には比弾性率が7倍もあります!その他にも、耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、耐酸性、電気伝導性に優れています。
ゆえに剛性を求められるレーシングカーにカーボンが使われているのです。激しい加重移動が加わるコーナリングに最適な素材と言えるでしょう。
腕時計としても、文字盤程度ですと大した軽量化にはならずデザインの一部として用いられる場合もありますが、ケースをカーボンにした場合、軽さ・剛性の面でステンレスとはまた違った独特の仕上がりとなります。
そんなカーボンを用いた時計を見ていきましょう。
実はこの記事のキュレーターであるブロッケンJrもカーボン文字盤のブルガリアルミニウム(AL38TA)を愛用しています。
腕の細い私には何せフィット感が抜群で軽さも心地よく着けていて落ち着きます。
軽さや着け心地は画像からは伝わらないと思いますが、カーボン文字盤の相性の良さやフィット感は多少でも伝わりましたでしょうか?
相変わらず手毛とのバランスもいい感じです。
今買うならコレ!!私の一押しから紹介です。
トケマーにて現在販売中です。
お手頃な価格だと思いませんか?
個人的には今年はこの辺が高騰するのでは?と睨んでいます。
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こちらは文字盤のみならずケースもカーボテックを用いた逸品です。
例えるならスポーティな軍モノとでもいいましょうか!
個人的に欲しい時計ですので紹介しました!
ジャックロードさんの新品販売価格
¥938,000(税込)
メーカー希望小売価格¥1,160,000(税抜)
本体はADLC(アモルファス ダイヤモンド ライク カーボン)加工が施された、硬質のブラックステンレスとピンクゴールドのツートーン仕様自社製自動巻ムーブメント キャリバーCAL,1904MCを搭載!
カーボンをダイバーモデルに使用するカルティエのセンスが光る逸品です。
ジャックロードさんの新品販売価格
¥1,200,000(税込)
メーカー希望小売価格¥1,240,000(税抜)
カーボンファイバーをベースとする複合素材「カーボテック」製 新型自社製ムーブメントP9010を搭載 72時間パワーリザーブ
あのパネライもカーボンを用いて時計を作っています。ご覧のように独特のケース模様は切断の仕方によって変化するので、二つと同じものはないそうです。
他にも沢山のカーボン仕様の腕時計は沢山あります。どの腕時計を見てもカッコよくてスポーティーに感じます。
ステンレススティール?チタン?金?プラチナ?違いますね!