★はじめに
本格機械式腕時計に興味を持った方。
「どれにしよう?」
「これもいいなぁ!」
と、インターネットや時計雑誌、カタログを眺める時間、妄想する時間、楽しいですよね?
しかし、楽しいだけでは終わらないのが買い物です。
「本当にこれで後悔しないか。」
「長く使えるのか。」
「本当に人気なのか。」
「バカにされたりしないか。」
高い買い物ほど、良く悩むもの。
相談できる時計好きの先輩でも居ればいいのだが...
せっかく購入したのに、「なんでそれにしちゃったの?」なんて言われたくない!
周りにどう思われても構わないという、強靭なハートの持ち主ならいいのだが。
せっかく購入するなら、詳しい人にも詳しくない人にも出来るだけ『いいね!』と言われる間違いのないモデルをチョイスしたいですよね。
あっ、勿論あなた自身が納得できるモデルを選ぶべきですからね。
あくまで、参考になれば幸いです。
★スピードマスター マーク40 コスモス
そう、オメガといえばこの真っ赤な化粧箱。
銀色のメダルには、しっかりOMEGAの文字が。
ぱかっと。
はい、化粧箱の劣化は気にしない!笑
あとで触れます。笑
でた、スピードマスターだ!
そう、お勧めポイント①は『代表モデルで超定番の安定感』。
あのオメガ、あのスピードマスターという、『無難さ』。
単純に、ずっと人気がある代表モデルはハズレが少ないのは誰でも想像できちゃう。
つまり、『間違いない』って事!
ズームで。
ん?これは?!
スピードマスター マーク40 コスモス 3520.50だ!
そう、1996年にスピードマスター40周年記念で発売されたのがこのモデル。
はい、ポイント②はど定番のスピマスではなく、『特別モデルをチョイス』。
限定モデル、廃盤モデルなど特別モデルの種類が豊富なのもスピマスのいいところ。
人とも被らず差を付けられる。
オメガというネームバリュー。
歴史あるスピマス。
ロゴもカッコイイ。
そしてポイント③は、『複雑機能で自動巻』。
このマーク40は、通常の時間表示以外にも沢山の機能がてんこ盛り。
見た目が複雑だと、詳しくない人でも「なんか凄そう」ってなっちゃいますね。
複雑ながらも収まりのいいデザインは流石で、もちろんちゃんと使えば便利です。
まずは、クロノグラフ(ストップウォッチ)に曜日と月表示。
この先端が白い針が差すのは日付け。
ポインターデイトってヤツ。
この特徴的な針が特別感、こだわり感を出せる。
「マーク40 コスモス 3520.50.00だ!」ってな感じ。
個人的には、プロフェッショナルが好きだが手巻きは慣れないと面倒って事で、入門なら自動巻のがお勧め。
特別モデルといってもベースはスピマス。
完成されたブレスは安心。
ただ、このブレスをNATOベルトに替えてみるのも◎ですよ。
★特別モデルのスピードマスター
最近、業者さんだけでなく個人の出品も増え、在庫がかなり豊富な『トケマー』からチョイス。
これは珍しい!
クロノグラフのみの1番ノーマルなスピマスながらシェル文字盤とは!
日本限定モデルで見た事ない人も多いはず。
アンティークモデル『マーク2』の復刻モデル。
コーアクシャル搭載でちょっと高額だが、これは玄人も放ってはおかないだろう。
ついつい「いいの着けてるね」となるのでは?
こちらはレーシング。
独特な文字盤は、シューマッハの2000年ワールドチャンピオン記念モデル。
★まとめ
いかがだったろう?
王道なスピマスながら、ノーマルじゃないこだわり感。
まずは...
私withマーク40 。
そう、ちょいと焼けた小麦肌には収まりのいい38mm。
焼けた肌、黒文字盤には白い針がぴったり!
というより、白以外は見えづらい?笑
「あぁ、スピマスね。まぁいいんじゃない?」
からの
「おっ、マーク40 コスモス?!出来るな...。」
になっちゃうのでは?
しかも中古で買えば定価の半額以下でも探せちゃうかも。
ちなみに、これがオメガあるあるの『化粧箱ボロボロ劣化』。
保存が悪い?
いやいや違うんです。
これは湿度の高いアジアでのやむを得ない現象なのだ。
つまり、アジアで保管してたら仕方ない。
更に大切にしているが故、風通しの悪い場所に保管してたらもうダメ。
その結果、ボロボロ?ポロポロなるんです。
仕方ないんですよ。
これは気にせず、いいスピマスを探してください。笑