「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」とは日本人であれば誰でもしっている「セイコー(SEIKO)」が作る高級腕時計ブランドです。
1960年にスイスの腕時計メーカーに挑むかたちで作られたと言われています。
グランドセイコーの腕時計のデザインは非常にシンプルです。シンプル故に興味の無い人から見れば「ただの普通の時計」に思われるかもしれません。しかしそれこそがグランドセイコーが掲げるコンセプトなのです。
グランドセイコーが2000年に生誕40周年記念モデル「SBGR007」を販売しました。
それがコチラ!!
「記念だ記念だって言ってますけど、な~んだよくあるステンレススチールのモデルじゃないですか~。」
と思ったアナタ。処す?処す?
これはステンレスでは無く18金のホワイトゴールド素材なんですよ!!
どうですか、付けていても嫌味のないホワイトゴールド素材で作るあたりなかなか渋いですよね。
ブラックのベルトとも相性抜群。
んで。この時計どこで手に入れたかって言うと。
埼玉県の某有名リサイクルショップで本体のみの状態で見つけたんですよ。
・・・・・・・この時点でなんとなく皆さんご察しでしょうか。
そうステンレスモデルとして売られていたんです。値付けした店員さんありがたや~。
■素材:18KWG(ホワイトゴールド)
■文字盤:シルバー
■機械:自動巻ムーブメント
■キャリバー:9S51
■ケースサイズ:35㎜
■定価:1,000,000円(税抜き)
■備考:限定300本
素材はホワイトゴールドですがビジネスシーンは勿論のこと、オフスタイルでもシャツやジャケットを使ったスタイリングにはビシッと落ち着く。
例えばブラックカラーのベロアジャケットに、パンツはインディゴのスリムストレート、足元はブラックのプレーントゥorローファーで決まり。超渋い。
ケースサイズはやや小ぶりな35mm。ここがまた主張しすぎずグッドポイント。
まず見てほしいのはインデックス。面取りの仕上げが美しい。バリなんてものは存在しない。
こういう細やかな作業の仕上げはさすがグランドセイコーだなと感じてます。
針に関しても、緻密な計算がされていてどの角度から見ても見やすくなるよう多面的に研磨されてます。細やかな配慮も日本人が作る時計って感じですよね。
個人的にお気に入りポイントはココ。
歪みの全くないミラー面、これぞ職人技!!
続いてはバックショット。
シースルーバック仕様の裏蓋からは、ライオンエンブレムがあしらわれた“9S51ムーブメント”が見えます。この“9S51ムーブメント”には深い話がありまして。
1980年代のクオーツ時計ブームが90年代になっても勢いの衰えを見せない中、機械式時計好きなユーザーからの要望もありスイスの時計メーカー達は、機械式時計復活に向けて動き始めたんですね。
そして1990年代半ば、グランドセイコーは後を追う形で機械式時計の復活へ向けて動き出しました。
復活に向けて誕生したのが“新GS規格”という以前までの精度検査を、より高い水準に設定した新しい社内規格を設けました。
そして1998年に技術者の努力が詰まった“9S51ムーブメント”が生まれたのです。
長くなりましたが簡単にまとめると、有名なスイスの“クロノメーター規格”を上回る、超高精度なムーブメントなんだよって事だけ覚えてくれると先生嬉しいな。
極々シンプルな3針デザインだけど拘りが詰まっているグランドセイコー「SBGR007」。
私のような地味な人間でも受け入れてくれる懐深い腕時計、これからも宜しくね。
このモデルに限らずグランドセイコーには職人の拘りが詰まった時計が沢山あります。
ちょっくら今流行りのトケマーでも見てみましょうか。
300本限定のファーストの復刻ですね~。これ格好いい!!
やっぱりグランドセイコーは35mmサイズが良いですね。
こちらは一般の方が出品されていますが、間に「大黒屋」さんが入ってくれるから
物の鑑定もしてくれるから購入も安心だ♪
某フリマアプリや、某オークションじゃ万が一があるから怖いもんね。
サイズが38㎜でやや大きくなるけどこれぐらいが今っぽいね。
クオーツ式なのでメンテナンスもラクチン♪
やっぱりシンプルフェイスが格好いいね。これは欲しい1本。
この他にも格好いいグランドセイコー沢山ありました!ぜひチェックしてみて下さい!