2022/1/12 Black monster
こんにちは。
今日はオメガのスピードマスターオートマティック トリプルカレンダーマーク40をレビューしていきたいと思います。
【スピードマスター マーク40シリーズ】
まず、マーク40シリーズのことを簡単におさらい。
スピードマスター40周年記念として作られたモデルになります。
1997年に登場したモデルですので約25年前から作られたモデルと言えますね。
このマーク40シリーズですが大きく分けて3つのモデル展開がございました。
① スピードマスターマーク40 コスモス
一番流通が多いモデルになります。
黒文字盤にトリプルカレンダー。
ポインターデイトの形状が特徴的なモデルとなっています。
② スピードマスターマーク40 AM/APM
今回紹介する5色のカラーリングが目を引くモデル。
後ほど詳しくレビューしていきます。
③ スピードマスターマーク40 デイト
ギョーシェ文字盤に赤針のモデル。
唯一のスピマスデイトですね。
どれもサイズは40㎜で現在の腕時計としてはスタンダードなサイズとなっています。
マーク40のブレス形状は一昔前のオメガの最も多い形状。
スライド式のバックルとなっています。
初期型に関しては夜光がトリチウムの物が多く黄色く変色しヤケが進んでいる個体もみられます。
【AM/PMってどんなモデル?】
今回、レビューするAM/APMですが他のモデルと比べ斬新なカラーリングとなっています。
発売された1997年を考えても少しレトロな雰囲気ですね。
秒針と24時間系を兼ねそろえた9時側インダイヤルは水色で目を引きます。
古き良きポインターデイトには黄色が使われております。
元々の文字盤も濃いグレー色。
クロノグラフ針や積算系の針は赤となっております。
ベゼルのカラーは黒となっているので全5色のカラーリングとなっています。
ムーブメントの関係上やや厚みがあるコロッとしたフォルムですがセカンドウォッチや人と被るのが嫌な方にはおすすめできる1本です。
【2022年の相場変動】
2018年には3520.53をイメージして「HODINKEE限定」も登場しました。
コアなファンが根付いている3520.53ですが現在の相場を見てみます。
昨年までは20万円代で購入できる個体がちらほらありましたが2022年現在、非常に流通が少なくなっています。
国内大手の通販サイトを見ても2022年1月現在で在庫は2本。
尚且つ付属品完備品は0となっています。
海外相場を見てみるといつの間にか軒並み40万円代を超えています。
最近のスピードマスターに言えることですが人気モデルは急激に球数が少なくなり一気に相場が上がることが多々あります。
日本はまだ価格が安い方なので30万円台で良個体があったら買っておいてもいいかもしれませんね。
いつの間にか50万円代なんてことも十分に考えられます。
検討中の方はお早めにどうぞ…。
それではまた!