オメガといえば、映画"007"シリーズの主人公ジェームズボンドが身につけている時計ですね。
007シリーズで採用されたことにより更に注目度を高めたブランドがオメガです。
1995年に公開された映画『GoldenEye(007ゴールデンアイ』では、鮮やかなブルーダイアルのシーマスタープロダイバーズ 300Mが採用されました。
1995年公開、"ゴールデンアイ』以降、一貫してオメガのシーマスターシリーズを作品の中で使用し続けています。
今回ご紹介するのは2017年に発表されたコラボレーションモデル、シーマスターダイバー300m Ref.212.32.41.20.04.001です。
【商品名】シーマスター ダイバー300 "コマンダー"
【型番】212.32.41.20.04.001
【機械】自動巻 (Cal.2507)
【素材】ステンレス
【文字盤】ホワイト
【ケースサイズ】41mm
【防水性】300防水
【参考定価】572,400円
【備考】世界限定7007本
今回ご紹介する"コマンダー"ウォッチは映画『007シリーズ』とのコラボレーションてはなく、作中に出てくるイギリス海軍中佐(コマンダー)という設定の『ジェームス・ボンド』へのオマージュを込めて作られました。
イギリス海軍のシンボルカラーである、ブルー、ホワイト、レッドをバランス良く取り入れ、存在感のあるデザインとなっています。
"007"にちなんで、世界限定"7007本"のリミテッドエディションとなっています。
特徴的な"ビビッドカラー"となっています。純白の文字盤にブルー×レッドのベゼル、そこにブルーを基調としたNATOベルトの組み合わせはカジュアルでオシャレです。
今までのシーマスターにあまりなかったカラーリングとなっており、昨年夏の発表以来、価格も高水準をキープしています。
秒針のカウンターウエイトには『007』のロゴが施されており、特別感も出ています。
また、デイト表示も凝っており、1日〜31日までの数字のうち、『7日』だけ赤い表示となっており、それ以外は全て黒となっています。007の要素はいろんなところに取り入れてきています。
ムーブメントはETAの2892-A2ベースのCal.2500系ですが、自動巻ローターを限定モデル専用の特別仕様に変更しています。
ローターには中佐階級章の3本のストライプが入っており、中心には9mm弾をモチーフにしたデザインとなっております。
ボックスも限定モデルならではのデザインになっています。勲章のケースを模した専用ケースに、海軍仕様のピンバッチもついており、付属品にも強いこだわりを感じます。
NATOベルトとは別で純正のSSブレスも付属しており、気分によって付け替える事もできます。専用ドライバーも付属しているので自分で簡単に着け外しができます。
SSブレスに付け替えた画像がこちら。これなら夏だけでなく、オールシーズン使えそうですね。でもやっぱりストライプのNATOベルトの方が断然カッコいいですね!
気になる現在の相場ですが、並行品中古で45万〜52万円程度となっています。限定モデルですが国内市場にもちょこちょこ出回ってきています。