5月もGWを過ぎてくると気温が高くなって、夏を意識しはじめちゃいますよね?!そうなると新しいTシャツやパンツ、スニーカーなどを物色し始めるのですが、今年は「夏専用の腕時計を」と言う事でラバータイプの物を探す事にしました。
定番ではあるのですが、カシオのG-SHOCKがいいかなぁとネットで探してみる事に。
まぁ単にG-SHOCKと言っても種類が多いこと多いこと…。僕が中学生の頃に流行ったスウォッチ以上にバラエティーが豊富です。そしてG-SHOCKも僕が高校生の頃に異常に流行りましたよ。
イルクジ、ラバコレ、奥田民生、スティング…など所謂コラボや限定ものなんかは店頭即完売でセレクトショップには定価の数倍以上で販売されていましたねぇ。
その頃は年がら年中G-SHOCKを探し回っていました。
そんな昔の体験に思いを馳せながら、いい歳したおっさんでも無理なく着用できるモデルをイメージしたらDW-5600が一番しっくりくるかなぁ。
モデルが決まったところで本格的に探し始めたのですが、このDW-5600モデルは通称「スピードモデル」と呼ばれているんです。
理由はヤン・デ・ボン監督、キアヌリーブス主演のノンストップアクション映画スピードに由来しています。劇中でSWAT隊員扮するキアヌが着用していたモデルがDW-5600シリーズで詳しくはDW-5600C-1Vです。
これなら流行り廃り無く、オジサンでもイケるかと思ったのですが、色々調べると見た目一緒でDW-5000という型番があったんです。「ん?5600と5000??何が違うの???」
気にせずスルーしていれば楽なんですが、モヤモヤしちゃったのでちょっと寄り道して調べました。
①DW-5600
1987年にリリースされ、初代はDW-5600C。スクリューバックでバックライトは豆球。※初期はスクリューバックですが多くはパネルバック(ネジ留め)です。
1996年にはELバックライトになり型番もDW-5600Eと末尾のアルファベットが変化しています。
②DW-5000
1983年にリリースされ、詳しくはDW-5000C。G-SHOCKの原点であり、ファーストモデル。スクリューバックでバックライトは豆球。
ざっくり言えば上記の通りです。DW-5600とDW-5000は兄弟みたいなものですね。
DW-5600、DW-5000の線で探し回っていましたが、コラボ商品が本当に多いんですよ・・・。所謂「ダブルネーム」ってやつです。ファッションブランド系、アニメ系、アーティスト系、スポーツ系などなど、調べれば調べるほど様々なダブルネームがありますねぇ。ノーマルモデルで考えていましたが、色々見ているうちに目移りしちゃいました。
で、また頭の中整理して「どのコラボが良いか?」を絞ることにしました。
最初のコンセプトが「オジサンでも違和感ないモデル」でしたので、アニメ系は即除外。スポーツ系も僕がインドアなので除外。ファッションブランド系、アーティスト系で探すことにしました。
そういえば、20年前の話ですが高校生の頃、周りで2大G-SHOCK勢力がありました。国際会議系かファッションブランド系で分かれていたんです。国際会議系ですとWCCSイルクジで、ファッションブランド系ですと圧倒的にステューシーでした。僕はその頃ステューシーに憧れを持っていまして、ベースモデルはDW-6900です。
当時は10万円以上で販売されていたと記憶していますが、とにかく高くて高校生の自分には買える代物ではなかったんです。まぁ今でもG-SHOCKに10万円は出せませんが・・・。
この初代ステューシーモデルは2015年の4月に35周年記念モデルとして復刻されていました。ちょっと
昔を思い出して「欲しい」と思いましたが、超細腕には合わないのでやめました。
で、「5600か5000でステューシーモデルがあればいうこと無しだなぁ」と探してましたら、ありました。普通に。某所のフリマで発見したのですが、ベースモデルはDW-5000で初代G-SHOCKと同じモデルでスクリューバック仕様です。ELバックライトにはSSリングのロゴ。しかも金属パーツは全てブラックIP処理、尾錠にもロゴがレーザー刻印されています。文字も黒に統一されており全部がブラックなんですよ。
ボックスもデュラルミンケースで当然ブラック。・・・渋い、これですよ、もう決めました。これしかない。売主さんと交渉してお安く譲っていただきました。売主さん、ありがとうございます!!大事にしますね。
家でしばらく着用していましたが、個人売買の中古品なので少し掃除をしようと軽く分解しました。電池は売主さんがフリマに出す前に新品に交換したとのことで、外装パーツを洗浄することに。
G-SHOCKはこれまでも色々と買ってきましたが、どちらかというと「消耗品」の意識が強く、使い倒しては捨てたりあげたりしていました(勿体ない・・・)。今ではホント勿体ないことしたと後悔してるので、これからはDO IT SELF、自分でやれることは自分でやっていこうと。まずはケースカバーを外す為にラグの両サイドにあるネジを取ります。ネジを4本外したらゆっくりとケースカバーを外すのですが、あまり力を入れて外すと割れてしまうので注意が必要です。
ケースカバーを外したら今度はベルトを外します。このモデルはバネ棒仕様になっているので、マイナスドライバーで簡単に外すことが出来ます。全てをバラしたら、柔らかいブラシ(使い切った歯ブラシでもOK)、綿棒、爪楊枝、布を用意。僕の場合はこれで清掃しました。
まずはケースカバー、ラバーベルトをぬるま湯に浸けてブラシで優しく磨きます。力を入れてゴシゴシとやってしまうと傷がつくので優しく優しく撫でてあげる感じで磨きましょう。ある程度磨いたら、隙間や凹凸にある汚れを取り除きます。爪楊枝上部の丸い部分を使いました。尖った先端だとやはり傷がつくのであまりオススメしません。ほじるような具合で汚れをかきだしてから、綿棒で取り除きます。ほぼ、これでしっかりと汚れを除去できました。汚れを取り除いたら真水で洗い流し、布で水分ふき取り組み立てます。
やはり掃除をするとすっきりしますね。部屋でもなんでも気分がいいです。自分の持ち物であれば一層愛着がわきます。機械式は個人で分解清掃するのは難しいですが、G-SHOCKのように外装パーツを簡単に外せる仕様のものでしたら誰にでもできます。モチロン、経年劣化してもメーカーでパーツ交換できますので、末永く使っていけますね♪
高校生の頃より憧れていたステューシーのWネーム。手に入れた嬉しさもありましたが、お手入れしてあげることによって愛着も一層あがりましたよ。皆さんも、大事な愛機はしっかりとお手入れしてあげてくださいね!!
違和感ないですよね?!