機械式腕時計をこよなく愛する人にとっては、ロレックスという存在は非常に大きいものでございます。
ロレックス大好きな人もいれば、アンチという人もいるでしょう。ただ、無関心、興味ない、なんて人はなかなかいないのではないでしょうかね。
一通りの機械式腕時計経験を経て、達観の境地に入り、今はもうロレックスには興味ないよ、なんて人はいるかもしれませんが、そういう人はまぁ、こんな記事は読まないでしょうから。
で、ロレックスがあまりにも当たり前すぎて嫌という人のために、外しの時計でおすすめなものを、ご紹介していこうと思います。
車ならベンツ、時計ならロレックスといったベタを好まない方必見でございます。
ロレックスはダサいとお考えの方はこちらのブランドをお勧めします。
王道のロレックスを外すということは、それなりのこだわりがその時計にないと成り立ちません。
中途半端に妥協して選んでしまうと、結局はロレックスが欲しいとなってしまいます。
ならないにしても、買わない、じゃなくて買えない、になってしまって、自分を納得させるのに苦労します。
そんな方にも自信をもっておすすめできるのがジャガー・ルクルト。
ご存知かもしれませんが、ジャガー・ルクルトはムーブメントに関しては定評のあるブランドで、時計にかなり詳しい人でも納得の製品を作っております。
なかでもおすすめなのがマスターコントロールデイト。
シンプルではありますが、飽きのこないデザインは、ブレスレット仕様だと、オンでもオフでもこれ1本でいけそうです。
他におすすめのモデルとしては、レベルソシリーズや、マスター・エクストリームシリーズがあります。
どれもかっこいい。
ジラール・ペルゴは私も大好きなブランドで、中でも特に、このロレアートがお気に入りです。
そのような状況のなか、先日、スケルトンモデルが新発売されたではないですか。
スケルトンモデルも大好きで、いつか1本欲しいなと常日頃から考えております。
裏スケルトンモデルはたくさん出回っているのですが、いわゆるスケルトンモデルの時計は意外と少ないんですね。
似たような時計に、オーデマ・ピゲのロイヤルオークのスケルトンもありますが、あちらはとても現実的な価格とは言えないので、手が出ません。
こちらは、価格がまだ決定していないようですが、いったい、いくらくらいになるのかな。
200万円切ってくれるかな。欲しいな。買えないけど。
もとはロレックスのディフュージョンブランドとして誕生したチュードルですが、現在では、「廉価版ロレックス」といった印象は薄いですね。
ロレックスの普及という目的も、もはや必要もありませんし、当然といえば当然かもしれませんが。
以前のように、ケースやリューズなどの一部の部品の供給もなくなり、今では自社製ムーブメントを開発するほどにまで成長しております。
以前のモデルでは、ケースが同じだから当たり前ですが、まんまサブマリーナみたいなモデルもありました。
現行のブラックベイなんかは、チュードルそれ自体として、とてもかっこいい時計に仕上がっております。
まさに外しの美学。
ゼニスのエル・プリメロも素晴らしい時計です。
コラムホイールの採用により、安価なクロノグラフとは、ボタンを押す感触が違います。
以前はロレックスのデイトナにもムーブメントを供給していたことでも有名ですね。
それだけ信頼されていたということでしょうか。
その証拠に、デイトナRef.16520の相場はものすごいことになっていますからね。
そのデイトナと、基本的には同じムーブメント。
これは話のネタにはよいかなと思いますよ。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。ロレックスの人気、実力、素晴らしさは誰しもが認めるところではあります。
しかしながら、世の中には天邪鬼というか、アンチロレックスな考えの人もいるわけで。
そういった人が、時計なんていらねーとなるよりは、いやいや、ロレックス以外にも素晴らしい時計があるよ、ということを単純に知って欲しくて書きました。
お気に入りの1本が見つかることを願っております。