2021/11/7 腕周り14cm
シチズン初の本格クロノグラフ機能付き時計として1970年代に人気を博した 『チャレンジタイマー/Challenge Timer』が今年『ツノクロノ/TSUNO CHRONO』として復刻されました。
【ツノクロノの基本スペック】
駆動方式:クォーツ
キャリバー:0510
防水性能:5気圧
ケース素材:ステンレススチール
ケースサイズ:38mm
参考定価:26,400円(税込み)
ケース上部にあるプッシュボタンが特徴的でツノの様に見えることからツノやツノクロノと呼ばれていましたが、今回はその愛称がそのまま商品名として採用されています。
当時の国産クロノグラフ時計ではセイコーのスピードタイマーシリーズが有名ではないでしょうか。
その対抗馬とも言えるチャレンジタイマーは自動巻でクロノグラフ機能はもちろんデイデイト表示、クイックチェンジに加えいまでも高級機にしか使わないフライバック機構が搭載されていました。
今回のツノクロノに関してケースサイズはそのままで目を引くオレンジのクロノ針と積算計針も変わってはいませんが電池式での復刻となっておりハック機能付きでデイト表示となりブレスレットはスライドアジャスター付きでレトロな雰囲気となっています。
当時は巻きブレスもしくは叩き調整のブレスレットでシングルバックルだったのでこちらは今回のモデルの方が使い勝手としては良さそうです。
腕回り14cmですと着け心地はこんな感じ。
via:https://citizen.jp/shop/collection/g/gAN3660-81A/
ケースが38mmなのでラグ部分が腕から出ることもなくアジャスターでブレス調整が簡単に可能となっているので男女問わず使えペアウォッチとしてもおすすめです。
シチズンコレクション『RECORD LABEL』から発売されていて1980年代に登場し未だに人気を集めるアナデジテンプもこちらのシリーズから復刻しています。
今回スタンダードモデルとしてはネイビー文字盤とシルバー文字盤(パンダ文字盤)の2種類展開となりますが、別注モデルも多くあり
オンタイム・ムーブモデル
via:https://www.ontime-move.watch/news/16658/
当時発売されていたグリーン文字盤を再現していてグリーンにオレンジの組み合わせがたまりません。
BEAMSモデル
via:https://www.beams.co.jp/blog/hkt/88770/
シルバーカラーはオレンジ針ではなくモノトーンな装いとなっていて、ゴールドカラーも元のモデルを忠実にしていて特にカラーリングがよく再現出来ています。
レッドモンキーモデル
via:https://www.redmonkey-jp.shop/items/616d34007d5d81306052f680
2019年公開の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にて主役のブラッドピットが劇中で着用していたモデルのレプリカとなっています。
ちなみに今回着けているのは逆パンダ文字盤のジャーナルスタンダードの別注モデルとなります。
別注モデルの多さからも人気が伺えますが3万円前後で使える時計としてはスペックも文句ない1本ですし、この価格で当時の雰囲気を忠実に再現しているのでコレクターの方にも他の人と被りたくないと言うこれから時計を買いたい人にもおすすめ出来る1本となっています。