SEIKO PROSPEX SRPB09

SRPB09
スペック
ムーブメント:4R35
ケース直径:43.8mm
ステンレスベルト(ラグ幅22mm)
ハードレックスガラス
200m防水
6,000個限定販売
2006年ごろに発売されたセイコー・ダイバーズ(通称:サムライ)の意匠を再現したモデル。
6,000個という数量限定でリリースされ、価格は550ドル。もちろん日本国内では正規販売されていませんが、ネットの輸入販売等ではだいたい5万円台後半~6万円強くらいの値段で販売されているようです。(2017年5月現在)
いちおう”復刻版”と呼ばれていますが、針やインデックス、ベゼルに書かれた数字のフォントなどオリジナルと異なる部分も多々みられます。
ケースの素材はステンレスですが、形状自体は日本国内で発売されたチタンモデルをベースにしているようです。(同時期に発売されていた海外モデルはステンレスを使用し、リューズガードが無いなど多少差異あり)
セイコー・ブルーラグーンサムライ
針のデザインについては同じセイコーダイバーズのモンスター系と同じものに変更。インデックスの形状も変わっており、旧サムライとはかなりイメージが変化しています。

SRPB09
via くろ
ベゼルからはみだすほどの大ぶりなケースは重厚さ満点。実際、重量もなかなかのモノです。
ブルーメタリックのサンレイ加工された文字盤に、ネイビーブルーとスカイブルーのツートンカラーなベゼルの組み合わせはまさにブルーラグーンと呼ぶにふさわしい、海の深い青を思わせる色合い。
ちなみに「ブルーラグーン」とは、アイスランドにある温泉湖のことだそうです。…海じゃなかった!

SRPB09
via くろ

SRPB09
via くろ
ベゼル側面のすべり止め?モールドも細かくてキレイに処理されてますね。
旧サムライの特徴であったケース側面のシャープなデザインは健在。丸っこいデザインの多いイメージがあるダイバーズウォッチにしてはなかなか珍しいシルエットです。
ラグ部分の形が日本刀のように見えるから…というのが”サムライ”という愛称の所以だそうです。
本来このような愛称(ペットネーム)はファンの間から自然発生的に生まれるものですが、先日セイコーから公開されたプロスペックスのプロモーション映像では鎧を身に着けた侍が出演し、インスタグラム等のSNSセイコーアカウントでもこのモデルが「SAMURAI」と表記されていることなどから、この呼び方は半ば公認されたものと解釈できそうです。

SRPB09
via くろ
バックルは簡易式のエクステンション機能付き。ダイビングの際、ウェットスーツの上からでも付けられるようにブレスを延長するための仕組みです。
ダイビングをやらない私には必要のない機能ですが、こういう部分にダイバーズウォッチ「らしさ」が感じられてワクワクします。

SRPB09
裏蓋にはセイコー・ダイバーズウォッチであることを示す波の意匠と「LIMITED EDITION」の文字が。
あくまで個人的な話ですが、文字盤に「限定版」の文字が入るのはあまり好きではないので、こうして目立たない場所だけに留めておいてくれるのはありがたいです。
MY ブルーラグーンサムライ

SRPB09
via くろ

SRPB09
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SRPB09
via くろ
発売されてまだ数か月くらいのブルーラグーンサムライですが、既にインスタグラム等SNSでは数多くの写真が投稿されています。サムライ人気の高さが伺えますね。
日本未発売のアイテムにも関わらず日本人で投稿されている方も(自分含め)そこそこ見かけます。
これから海・川・プールなど水回りの遊びが活発になりそうな夏に向けて、大活躍してくれそうです。
ブルーラグーンタートル

SRPB11
ブルーラグーンサムライと同時期に、復刻サードダイバーにも限定ブルーラグーンバージョンが発売。こちらもカラーリングはサムライの方と同等で、数量も限定6,000本。
ファンとしてはこちらも手に入れて、揃えたくなっちゃいます。
最後に

SRPB09
via くろ
2006年から約10年を経て復活したサムライ。
つい去年~一昨年くらいから腕時計にハマりはじめた私は存在こそネットなどで調べて知っていたものの、既に販売は終了。デッドストックはおろか中古品でもそれなりのプレミア価格で取引されていて、手の出ないアイテムでした。
2017年夏ごろには同じ仕様の通常カラー版サムライが発売されるようですが、このキレイな青がかもし出す存在感は手に取ってみると実感できます。ネット通販では少しずつ売り切れが目立ち始めているので、気になる方は早めに押さえておいたほうがいいかも知れません。