2017年発表!スピードマスター38
バーゼルワールド2017で発表されたスピードマスターの新コレクション『スピードマスター38』。
このモデルはスピードマスター生誕60周年を記念して作られたモデルで、現行モデルのスピマスでは最小のケース径となりました。
今までにはなかったサイズ感なので、インパクトがありますね。一般的な日本人男性の腕にもフィットしやすいサイズなので注目度も高いモデルです。
パカっと開くとこのような感じです。以前の箱に比べ、高級感もグーンとアップしております。
基本スペック
【商品名】SPEEDMASTER 38
【型番】324.30.38.50.02.001
【機械】自動巻 Cal.オメガ3330
【素材】ステンレス
【カラー】シルバー
【ケースサイズ】38mm
【防水性】100m
【国内定価】561,600円
2017年に発表されたスピードマスター38は現在16モデルが存在しております。
カラーは定番のシルバー、ブラック、ホワイトはもちろん、女性をターゲットにしたホワイトシェルや、水色の文字盤なども展開されています。
男女兼用で使える汎用性の高いモデルとなっております。
搭載しれているムーブメントはコーアクシャル脱進機を採用したCal.オメガ3330。
ベースムーブメントは『ETA7750』というETAムーブメントをベースとしており、パワーリザーブは約52時間となっています。
Cal.3330にはオメガ独自の改良がされており、コーアクシャアル脱進機の搭載をはじめ、ヒゲゼンマイにはシリコン性ヒゲゼンマイ(Si14)を採用しています。
一般的なヒゲゼンマイは金属性のものが使われている事が多く、磁気の影響を受けやすく、精度不良の原因となったりしますが、シリコン性ヒゲゼンマイは非磁性素材のため磁気の影響を受けません。磁気に対しての影響を受けにくいのは嬉しいポイントですね。
10時位置のケースサイドに日付調整ボタンがついており付属のプッシュピンで押して日付を調整します。
こちらがプッシュピンです。ない場合は爪楊枝でも代用ができます。
ブレスレットはポリッシュ、サテンを組み合わせたものとなっており、なかなか高級ながあります。
コマは楕円状のコマを採用。また、ブレス幅も従来のスピードマスターと比べて若干狭くなっています。
ベゼルはグレーカラーのアルミニウム製ベゼルを採用しており、落ち着いた雰囲気となっています。
38mmと少し小ぶりなケースサイズですが、ベゼル幅が狭いため、文字盤は小さく感じません。
文字盤も細かい作りとなっています。3つのインダイアルを見て頂くと分かる通り、今までの形とは違うオーバル型のインダイアルとなっているのがわかります。
また、その内側には正円となっておりそこに目盛が記されています。
デイト窓もオーバル型を採用しています。インダイアルが横向きのオーバル型に対し、デイト窓はオーバル型になっているのが分かります。なかなかデザインに凝ったモデルとなっています。
ダイアルに立体感が生まれ、判読性を高めた作りとなっているのが分かります。オーバル型のインダイアルを採用する事で文字盤も印象も柔らかくなっています。
最近になった出回りも徐々に増えてきたこちらのモデルですが、並行中古相場は30万円台となっており、手が届きやすい価格帯となっているのでおすすめです。
シャツの袖口にもしっかり収まるサイズ感となっているのでビジネスシーンでも活躍します。
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