入社3年目の彼のお気に入り ロレックス16610。
父親から1年程前に譲り受けたという。
普段はサブ的(サブマリーナ記事なのでややこしい..)に使用しているオメガ・スピードマスター
の出番が多いがここぞという時には着けている様子。
(彼の "ここぞという時" は恐らく異性が絡む時と推察されます。)
勝負パンツ ならぬ 勝負時計といったところでしょうか。
メンテナンスらしい事は何もしてないという事で外装からも若干、くたびれた感じがありますが
この感じもまた "雰囲気" として出てくるのがロレックスの魅力の一つではないでしょうか。
ちなみに この16610はE品番。 1990~1991年の製造。
時計の方が先にこの世に誕生してます。 自分が生まれる前に作られたモノを身に着ける事って
あまりないんじゃないでしょうか?? (まぁ彼はまだ若いので有り得る事でもありますが。)
ロレックスは腕時計という実用品としての価値、デザイン面などあらゆる面で指示され続けている
ブランドという事も分かりますね。
貰い物だし使用感あるし、ガシガシ使っているのかと思いきや意外にも傷付かない様に大事に
使っているとの事。
普段は大雑把な彼なのでよほど思い入れでもあるのでしょうか。
イタズラで、時計を外した隙にブレスレットをNATOベルトに変えてしまおうと考えていましたが
彼の『大事にしています』と、はにかんだ笑顔を見たら作戦決行とはなりませんでした。
彼の所持している時計は現在16610 と スピマスですが他の時計は欲しくならないのか?
聞いてみると、他に欲しいものは特になく 『これ(サブマリーナ)があればいい』 という事です。
大好きなおかずを目の前にした子供のようなその発言に彼の人間性を垣間見ました。
まぁでも良い物を長く大切に使おうという姿勢はホントいい事なのかと思います。
私が思うにサブマリーナ11610のいいところは
オンオフ問わずに身に着けることができる洗練されたデザイン性がまずあげられます。サブマリーナが誕生してからほとんどがデザインが変わっていません。ということはこれ以上ないデザインであることが伺えます。
そしてデザインだけではなく、300m防水という高スペックである点もいいと思います。よくそんなに潜らないという方もいますが、潜る潜らないではなくそんな環境下でも耐えられるほど丈夫であるということが魅力のひとつです。
この16610は1989年~2009年まで発売されたロングセラーモデルですので出回りが多いのですが、逆に考えればそれだけ愛されたモデルであるといえます。
後輩君がここまで理解しているかどうか分かりませんが、少しでも魅力に感じて頂ければと思います。
私の周りは Yes と即答の方はあまりいませんでした。 私も う~ん て感じです。
実家のエアコン、実家のテレビ とかありましたが直接自分用として使うモノだとあまりないですよね。
今回の彼はきっとこのサブマリーナ16610 をこの先も大事に使うんじゃないかと思います。
私も彼を見習ってちょろちょろ目移りせず同じものを長く使おうと思いました。 ホントに。
いたずらとか考えてゴメンナサイ。
ではまた。