こんにちは。
令和元年最初のレビューは、平成に購入したチューダー(チュードル)のブラックベイにしたいと思います。
まずはブラックベイってどんなモデルなのかをご紹介。
ブラックベイの初登場は2012年。
70年代のチューダーサブの復刻として発表されました。
このころはまだ日本に正規店がなく誰もが疑いなく「チュードル」と言っていましたね。
出た当初は赤ベゼルにイカ針、薔薇ロゴとロレックスにはないデザインで注目されていた記憶があります。
その後、青ベゼル黒ベゼルと順番にラインナップを増やしていきました。
ベゼルのカラーによって型番末尾のアルファベットが変わります。
赤ベゼル…Ref.79220R。
青ベゼル…Ref.79220B。
黒ベゼル…Ref.79220N。
2016年になると後継機種としてRef.79230が発表されます。
PVDが施されたブラックベイダーク等の派生モデルも登場しチューダーの中でも人気を不動のものとしました。
まずパッと見で違うのはロゴですね。
旧型は薔薇ロゴですが現行は盾ロゴとなっています。
6時位置のプリントも変更されています。
旧型はスマイルロゴ(※カーブしたプリントが笑っているように見えるから言うらしいです。)。
現行はクロノメーター表記となっています。
現行モデルはCal.MT5602の自社ムーブメントが搭載されています。
MT=「Manufacture Tudor」の略のようです。
パワーリザーブも38時間から70時間に増えています。
現行モデルは自社ムーブメント推しの裏蓋のようです。
写真ではちょっとわかりにくいですね…。
旧型はネジのみのブレスとなっています。
現行はネジでコマ調整をするのですがリベット風なオシャレなデザインとなっています。
右が現行、左が現行のケースサイドの写真です。
現行の方が厚みがあります。
自社ムーブメントが搭載の分厚みが出たのでしょうか。
カマボコケースみたいです。
薔薇ロゴのブラックベイが廃盤となったことにより相場が徐々に上昇しています。
現行ブレスレットモデルは定価が388,000円と言うこともあり、中古相場でも30万円前後を推移しています。
その中で旧型の薔薇ロゴモデルは30万円後半が相場となりつつあります。
現行モデルの方が間違いなく自社ムーブメントやリベット風ブレスでコストはかかってるんですけどね・・・。
生産期間やチューダーはやっぱり薔薇だろって人が多い影響でしょうか。
ちなみにですが現行はナイロンストラップを(税抜19,000-)チューダーで購入可能なようです。
旧型は日本に入る前のモデルなのでロレックスで購入しなければ買えないとのことでした。
今後も薔薇ロゴに関しては相場が徐々に上がっていきそうですね。
30万円半ばぐらいで付属品が揃っているものがあったら買ってもいいかもしれません。
それではまた次回の記事で!