夏旅行といえば海。
海に似合う時計はサブマリーナ。
そんなサブマリーナでより夏を楽しむためのアイテムをご紹介。
これはたまたまインスタを眺めていた時に見つけた。
ラグジュアリーウォッチを替えベルトにしている写真をインスタでなんとなく見ていたら、流行っているのか知らないが、やたらヨーロッパ系の人々に愛用されているようで、あらゆるカラーのパーロンストラップを装着した時計のリストショットが大量にアップされていた。
特に超高級ランクのロレックスやマニア垂涎のヴィンテージロレックスにパーロンストラップを装着している例が多くみられる。
普通のロレックスには飽きちゃったお金持ちなのかな…。
コーデカラーに合わせてカジュアルに合わせてみたり、抑え目な色でスーツにあわせるのも全然ありでしょう。
正確には「ペルロン」と発音するっぽい。
なので一部ではペルロンストラップとして販売している店舗もある様子。
ここでは「パーロンストラップ」で統一する。
PERLONの意味はナイロン素材のドイツ語での名称?らしい。
詳しいことがわからないのでわかる人いたら教えて。
日本でも買えるのかなと、なんとなく気になって検索すれば、売ってるじゃないかAmazonで。
Amazon万歳。
早速何色か購入してみた。売価は1,000円ちょっと。安い。
最初は思った以上に「安っぽいな」と思ったものの、いざ取り付けてみるとこれがなかなか良い。
割としっくり馴染んでいる。なんでも着こなすサブマリーナのデザインがすごいのかもしれない。
Amazonのレビューには「装着するとチクチクして気になる」といった感想も散見されたが、全然そんなことはなく快適そのもの。
ベルトの交換は簡単だ。
ケースとバネ棒の間を通すだけ。元々のSSブレスを外す時はバネ棒が外し器具が必要だが、パーロンストラップにオマケとしてつけて売っているケースも多い。
ベルト上に小穴は無く、網目に差し込んで調整するのも面白い。
数ミリ単位で好みの長さに調整することができる。
ベルトの切れ目ノの部分は熱圧着されてほつれないようになっている。
NATOストラップの様に残ったベルトを折り込んで収納するタイプもある。
適度なチープ感とナイロンが編みこまれてできている為、NATOベルトよりもスタイルが軽妙で涼しげである。
夏の間はPERLONストラップのほうがよい雰囲気で楽しめそうだ。
ナイロンなのである程度の強度もあるだろうし、編みこまれている分、NATOベルトよりも通気性がいいのは間違いない。
ただ、NATOストラップに比べるとカラバリが少ないようで最大18種類くらいを単色タイプにて販売しているとこがほとんどの模様。
せっかくの編みこみプロダクトなんだから複雑な色の組み合わせで多彩なデザインが表現できそうなので、今後もっとカラバリが増えてほしいものだな。
ただ、残念なのが尾錠。
安っぽさが際立ってしまう。さながら缶ビールのプルタブのような貧弱さ。
違うメーカーからパーロンストラップをそれぞれ購入してみたものの、安メッキ感まるだしでどっちもどっち。
プルタブVSプラモのパーツといった感じだ。
パーロンストラップは良い意味でのチープ感を楽しめるが、この尾錠はちょっと度が過ぎる。
ただ、この尾錠も尾錠パーツのみで販売されているので、どうしても気に入らない場合はネットで探してお気に入りのものを見つけて交換するのも楽しいかも。
こんな感じで夏のロレックス、特にサブマリーナにはナイロンストラップがよく似合う。
次回は秋以降に向けたロレックス用のレザーベルトを紹介しようかな、と思っている。