ここ最近の時計業界を見ていますと、以前のように分かりやすいトレンドというのが見えにくくなっているように思います。
以前はバーゼルフェアやSIHHなどで、例えば、多くのブランドからカラーダイアルが発表されたり、ユニークなケースのモデルが発表されたり、ある意味流行というのが分かりやすかったように思います。
もちろん、流行というものが良い、悪いは別として、活気がありましたよね。
それほど時計に興味のない人も巻き込んで、広くファッション業界にも裾野が広がっていくのはいいことだと、個人的には思います。
そういうわけで、無いなら勝手に考えようということで、次に流行る時計、流行って欲しい時計について、いつものごとく独断と偏見で書いていきたいと思います。
私の好きな、某時計Beginでも特集されていましたが、小ぶりのクロノグラフは確かにくると思うんですね。
「チビ厚ウォッチ」なんて、また可愛らしいネーミングまでつけておりましたが、デカ厚時計が完全に違和感なく受け入れられた今、その反動は必ずやってくるでしょう。
小ぶりとは言い難い大きさですが、以前はコントグラフというと、32mmほどのそれはそれは可愛らしいモデルがあったんですけどね。
かなり良くできた時計ですので、興味のある方は検索してみてくださいね。
オメガのスピードマスターにも38mmモデルが出ていますね。
日本人の腕には、38mmくらいの大きさの時計が一番しっくりくるかもしれません。
クラシカルなデザインというのは、私も大好きですが、どことなく温かみがあって、根強い人気がありますよね。
復刻版が流行っていると言えば流行っているのですが、もっともっとクラシカルなデザインの時計を新発売して欲しいものです。
オリスも過去の名品の復刻には積極的ですよね。
現代風にうまくアレンジされていて、マニア心をくすぐります。
個人的には、ロレックスにはこのエクスプローラ1016を復刻して欲しいな、なんて思っております。
風防はもちろん、サファイアガラスのドーム型で。
そういった声には一切答えることのないロレックスのことですから、あり得ない話ではありますが、もし、このまま忠実に復刻され、発売されたら世界的な争奪戦が繰り広げられるでしょうね。
私も絶対買ってしまうと思います。
ミリタリー系の小物は、これまた定番といえば定番ではございますが、時計も色々なブランドから過去の復刻モデルや新しいモデル、ともに充実しております。
定番なので、爆発的に流行るということはないかもしれませんが、世界三大高級時計メーカーのうちのどこかから、バリバリのミリタリーテイストのモデルが出ないですかね。
発売されたら、かなりのブームになるかと思うのですが、どうでしょう。
高級時計を手掛けるブレゲが、ステンレススチールのミリタリーモデル、アエロナバルを復刻したときは、世界中で瞬く間にブームになりましたね。
復刻モデルではありますが、高級時計ブランドが手掛けるミリタリーモデルを、非常に魅力的に感じたものです。
ご存知のように、このアエロナバルは現在でも現行販売されていて、いまだに人気モデルであり続けております。
この時と同じくらいの衝撃を受けるようなモデルの発売を期待したいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
冒頭にも書きましたが、以前はバーゼルフェアに端を発し、その年のトレンド、キモとなるモデルが必ずといっていいほどありましたよね。
少し思いついただけでも、カラーダイアル、トノー型ケース、ビッグデイト、デカ厚などなど。