パネライ キャリバー OP I
パネライと言えば!
そう、44mmのルミノールケースですよね?
そして手巻き!
いちいち巻くのは面倒だけど、イタリア海軍に採用されたタフでイカした伊達ウォッチには手巻きのムーブメントが1番フィットします。
クラシカルでインパクトあるデザインが多くの時計好きのハートを鷲掴みしてもう20年!

LOGO PAM00000
ETAの2020年問題を前にユニタスベースのキャリバーは、ついに生産中止となってしまいました。
と、いう事で今回は代表的なムーブメント パネライ OP IとOP Ⅱを搭載したモデルをチェックしていきましょう。
PAM00000
Panerai Luminor Base Logo
PAM00002
Panerai Luminor Base
PAM00009
Panerai Luminor Base PVD
PAM00010
Panerai Luminor Base White
PAM00055
Panerai Luminor Base
PAM00130
Panerai Luminor Base Diamond
PAM00360
Panerai Luminor Base Logo PVD Paneristi
PAM00390
Panerai Luminor Boutique Edition
PAM00613
Panerai Radiomir Black Seal Ceramica Istanbul Boutique
PAM00634
Panerai Luminor Base Logo Paneristi 15th Anniversary
PAM01000
Panerai Luminor Base Logo Snapback
PAM00630
Panerai Luminor Base Logo Bianco

PAM00390
馴染みがあるのはPAM00002ですかね?
一般販売が開始された98年当時からラインナップされていたルミノールベースです。
初期モデルですが、更にその初期AシリアルとBシリアルの一部に見られる「トリチウム」ダイヤルは非常に格好良い!

パネライ ルミノールベース PAM00002
パネライブーム、リーマンショック前ですかね。
そのころは100万円オーバーなんてこともあったPAM00002やPVD仕様のPAM00009。

PAM00009 B番 黒PVD
2004年頃ですかね?
「ロゴ」が誕生したことで、「廉価版」のイメージを植え付けられた感がありますね。
OP Ⅰは。
ムーブメント 手巻きメカニカル、パネライOP I キャリバー、径16½リーニュ、17石、グリュシデュール®製テンプ、振動数21,600回/時インカブロック®耐震機構。パワーリザーブ56時間
それはOP Ⅰと差を付けた同じユニタス6497(ETA)をベースにしたOP Xが誕生したことがキッカケですね。
スワンネック緩急針とか付いちゃいました。

PAM00112 H番
ムーブメント 手巻きメカニカル、パネライOP X キャリバー、径16½リーニュ、17石、グリュシデュール®製テンプ、振動数21,600回/時インカブロック®耐震機構スワンネック緩急針パワーリザーブ56時間ブリッジにコート・ド・ジュネーブ装飾
シースルーバックから覗けるようになったOP Xも生産終了。
ロレックスのオールドムーブメント(パネライ搭載)にデザインが似ています。
今年からは自社製キャリバーのP.6000搭載手巻きモデルとなりました。
パネライ キャリバー OP Ⅱ

PAM01005
同じく98年時から使われているOP II。
ルミノールベースと比べると、スモールセコンドのおかげで「動いている」ことを実感できるルミノールマリーナ。
OP II搭載機はたくさんあります。
以下(以外にもブティック限定とかも)ずら~っとね。
PAM00005
Panerai Luminor Marina Logo
PAM00082
Panerai Luminor Marina Marina Militare
PAM00001
Panerai Luminor Marina
PAM00003
Panerai Luminor Marina White
PAM00004
Panerai Luminor Marina PVD
PAM00022
Panerai Luminor Marina Destro
PAM00026 Re-Run
Panerai Luminor Marina Left Handed PVD Re-Run
PAM00033
Panerai Luminor Diamond Protector
PAM00036
Panerai Luminor Marina Militare
PAM00037
Panerai Luminor Marina
PAM00040
Panerai Luminor Marina Titanium
PAM00056
Panerai Luminor Marina Destro Titanium
PAM00061
Panerai Luminor Marina Titanium Brown
PAM00366
Panerai Luminor Marina Fu
PAM00367
Panerai Luminor Marina Hong Kong / China
PAM00380
Panerai Radiomir Black Seal Logo
PAM00411
Panerai Luminor Marina Firenze Boutique
他にも複数のブティック限定モデルがあります。
※PAM412~593(連番ではない)など
PAM00026
Panerai Luminor Marina Left Handed PVD
PAM00001 Firenze
Panerai Luminor Marina Firenze Boutique 001
PAM01005
Panerai Luminor Marina Logo Snapback
PAM00660
Panerai Luminor Marina Logo Bianco
PAM00632
Panerai Luminor Marina Logo Tropical
PAM00631
Panerai Luminor Marina Blue Logo
多すぎ。
型番見て「あぁ、アレか」と思いだせますか?
この中ではPAM00001、PAM00005が有名ですね。

PAM00005
OP I同様に飾り気のないムーブメントですので、シースルーバックではありません。

PAM00001
PAM00001からPAM00111へバトンタッチのタイミングはOP I→OP Xと同じです。
OP XIとなりスワンネック緩急針、ブリッジにコート・ド・ジュネーブ装飾されます。

レフトハンド PAM00115
今年の新作で自社製キャリバーP.6000を搭載した「ロゴ」モデル。
エントリー機もついにインハウス手巻きムーブメントになりました
まとめ
ユニタスムーブメント搭載機は、非常に多くの名作を残してくれました。
今後手に入れられるのは現在ブティックに並んでいて2月1日から定価が上がった残り在庫か、市場に出回ってて見向きもされなくなった中古品か。
こんなシンプルで格好良い手巻きモデルは、1本持ってても邪魔にはなりません。
夏に着けたら結構目立つし、他人が着けていると本当に良く見えるので「格好良い時計着けてるな~」って思われます(笑)
OP XやOP XIも含めたら、市場には20年も製造された中古たちがたくさん眠っています。
古いレコードをディグるように、皆さんももう1度原点の手巻きモデルを掘り起こしてみませんか?