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ハミルトン(Hamilton) ジャズマスタービューマチック H325650レビューゼニスは高いからこれで

2017/1/8

ハミルトン(Hamilton) ジャズマスタービューマチック H325650レビューゼニスは高いからこれで

ハミルトン・・・。なんだよそれ安い腕時計だろ？という方は多くいるかもしれない。ではゼニスならどうだ？・・・弱いか。まあいいや。今回はハミルトン(Hamilton) ジャズマスタービューマチック H325650レビューする。ゼニスと同じオープンということで目についたからレビューする。

ハミルトン(Hamilton) ジャズマスタービューマチック H325650を語る前に

今回はハミルトン(Hamilton) ジャズマスタービューマチック H325650を語る前に少々昔話を。

ゼニスのクロノマスターオープンが欲しかった時がありました。

クロノマスターオープンのサンプル画像

via watch-monster.com

当時は全く腕時計の知識がなかったので、ただのデザインだけで購入を検討しておりました。ロレックスに機械を提供していたのとエル・プリメロが凄いというのだけは知っていましたが、それだけです。

正規店にいったのですが、当時正規店で自分が欲しかったモデルは90万程度だったと記憶しております。金額が非常に高くとてもじゃありませんが購入できませんでした。

正規店で購入したかった理由はもちろん保証に関してです。並行差別と言われているあの問題。メンテナンス代金で儲けようなんて、なんていやらしい会社なんだと当時思った記憶があります。

並行品であれば買えたのですが、結局あきらめて時が過ぎました。もしゼニスがあの時差別していなければ購入していたでしょう！

いい加減にして欲しいぜニス！

月日は流れ、全くゼニスの存在を忘れていた時にこのハミルトンというブランド腕時計に出会いました。このダイアルもオープンになっていて中が覗けることに魅力を感じました。

そしてハミルトンを見てゼニスを思い出しました。

今回レビューする機会がありましたので、当時のことも思い出して語りたいと思います。

このハミルトンというブランドは金額も調べたら激安です！！（ゼニスと比べたらね）

なんと良心的な価格帯！並行輸入であれば10万円以下でも購入できます。

ハミルトン(Hamilton) ジャズマスタービューマチック H325650 スペック＆本体

via item.rakuten.co.jp

モデル：ジャズマスタービューマチック　
品番（型番）：H325650
ケース素材：ステンレススチール(SS)
ブレス素材：ステンレススチール(SS)
ケースサイズ：約40mm
ケース厚さ：約11mm
文字盤色：黒
ムーブメント：自動巻き
防水：日常生活防水

このフロントスケルトンがとてもいいですね。12時位置には当然エル・プリメロが確認できます・・・なんてことはありません。

拡大しました。ゼニスのようには超高速ビートの動きが楽しめることはないですが、一般的な自動巻の動きが楽しめます。これは時計好きにはたまらない。1分位は見てられます。

インデックスの12が消えてしまって本来の腕時計の時間を確認するよりも内部を確認するほうに力を入れております。ビューティ！

インデックスの3はセーフ！カットされていません。

巻真もみえますね。これも時計好きにはありがたいのではないでしょうか？

HAMILTON viewmatic と刻印されていますが・・・手が震えたのでしょうかね？しっかり刻印して欲しい気がします。

SWISS MADEの表記。HAMILTONはアメリカのメーカーですが、ここは仕方ない。

さりげなーくリューズガードがありますね。ジャズマスターなだけあってジャズで踊ってぶつかった時用ですか？それともただのデザイン？

リューズにはHAMILTONのHが刻まれています。ゼニスはZではなく★です。ハミルトンも★にして欲しかった。

ハミルトン(Hamilton) ジャズマスタービューマチック H325650 ケース＆ブレス

ケースの厚さは11mmとなっていますので厚くはありません。

ブレスはサテンと鏡面です。HのブレスがHERMESっぽくて素敵です・・・・。失礼HAMILTONを象徴しております。

バックルにはHAMILTONの文字が・・・・ない。

拡大してもありません。社外ベルトではないです。ここはコストカット！でしょうか。

プッシュ式ボタンですね。親切。ここはコストカットせず。

観音バックルです。

Stainless steelの刻印はあり。

お待ちかねの裏蓋です。これがスケルトンでなかったら大爆笑するのですが、残念ながらスケルトンになってしまっています。

拡大しました。ローターにはHAMILTONと刻印がありますが、残念ながら自社ムーブメントではありません。別に残念ではありませんが。

仕上げがなんともいえないですね。なんともいえないニュアンスを感じて頂ければ幸いです。

拡大しました。裏面からも当然確認できます。30秒位見ていられます。

ハミルトン(Hamilton) ジャズマスタービューマチック H325650 リストショット

クラシカルで細めのリーフ針が素敵です。着けここちも悪くありません。ただ時間よりもテンプに目がいってしまいますので実用的ではないですね。

どうでしょうか？シャツに似合っていますかね。ゼニスのクロノマスターに引けをとらないのではないでしょうか？

ハミルトン(Hamilton) ジャズマスタービューマチック H325650 まとめ

様々な角度で見ていきましたが、流石にゼニスと比べると金額が安いので雑や物足りない部分もあります。しかし金額を考えるとハミルトンでも全然OKと思ってしまったのは贔屓目があるからでしょうか？

時計はデザインと金額が大きな比重を占めるのが俺流ではありますが、このコストパフォーマンスは悪くない。ハミルトンというと鉄道時計とか軍用時計というイメージがあるかもしれないが、このようなお洒落な腕時計もあることもひとつ覚えておいて欲しい。

あの時買えなかったゼニス。買えなくてよかったかもしれない。もし購入していたらきっとハミルトンなんて・・・と思っていたことであろう。

ハミルトンはけして悪くない。