なぜグランドセイコーなのか
飲み会などに行くと、基本的にはロレックスとかオメガを着けている人が多いですよね。
女の子に「どこのブランドの時計?」って聞かれてわざわざ「グランドセイコー」っていうのもおこがましい気がして「セイコー」といっちゃう私です。
今回はなぜグランドセイコーを買ったのか。なんで国産なのかを解説していきたいと思います。

仕上げも非常に綺麗
①とにかく仕上げがビューティフォー!ケース編
とにもかくにもその綺麗なケース。
造形と鏡面の美しさが半端ないです。

ケースの作り込みもさすがの国産
鍛造という作り方の場合、ステンレスのインゴットを数十トンの圧力をかけて時時計の形にします。それを磨いて最終的にバフをかけて・・・はい完成!
なのですが、グランドセイコーは
「ザラツ研磨」
という工程を経て完成に至ります。

ザラツ研磨
このザラツ研磨工程を行うことにより
私見ではありますが、
「傷がつきにくい」
「傷がついても磨けば取れやすい」
「つやの深みがなんかすごい」
と思います。
鍛造でガチガチに硬くなったケースを極限まで磨き、最後のおまけでザラツ研磨をする。
隙のない日本人らしい手の抜かない姿勢が如実に表れています。
また、ケース自体があまりエッジのないものとなっているため、全体的にアールのある仕上がりとなっています。
先ほどの「ザラツ研磨」feat「エッジのないケース」によりかなり輝きがまします。
②とにかく仕上げがビューティフォー!文字盤編

フラットダイヤル
私のGMTももちろんフラットダイヤルなのですが、針とインデックスがめちゃめちゃ際立つんですよね。
しかも文字盤も光沢があり、まるでエナメルのような質感です。かといって文字盤が乱反射して見づらいということはありません。
ちなみに日常で使用するなら無反射加工っていらないんじゃないかと思います。
例えば海外の時計で青々とガラスが光っているのを見たことがある方もいると思います。あのようなタイプはぶつけたりするとハゲてしまったりしてしまいます。
セイコーは日常の使用も考えて表に無反射加工はあまりしないんですよね。だから仕事とかでガンガン使用しても使用感が出づらくて長く使えちゃいます。
③とにかく仕上げがビューティフォー!インデックス編

インデックスがすごい
正直。私が購入を決断した理由がインデックスの美しさ・針の美しさにあります。インデックスは5面体のカットが施されていて、光が当たるとギラギラと光り輝きます。
ケースはアールを描いて、伝わりにくいかもしれませんが、ぬめぬめとした光り方をしていて、文字盤の中はというと逆にギラギラ光ります。しかもインデックス・針ともにこちらも職人さんがハンドメイドでザラツ研磨を行っていますので綺麗じゃないはずがありません。
実際のところ、暗いお店でちょっとした照明が時計に当たるだけでチカチカと光ります。
ポリッシュが施されているブランドでギラギラしているというと、ブライトリングかと思いますがブライトリングはバンドがすごいギラギラしていて派手です。
でもグランドセイコーは長年使っても変わらぬように中まで美しい。
そんなところに日本の文化というか、職人魂を感じちゃいます。
結構何にでもあっちゃう
そのまんまなんですけど
「使い回しがきく」
この一言に尽きます。
グランドセイコーって若い人(20代で)が着けるのはどうなのかと思ってましたが全然いけます。
しかもパワーリザーブが長くて金曜日に仕事から帰ってきて、月曜日にそのまま着けて仕事に行けちゃう。最大72時間のパワーリザーブの魅力ってそこだと思います。
ちなみに最初はこんな感じのバンドついてたんです。
全然あり。
茶のクロコバンドが付いていましたがその後黒のクロコに変えてまた茶のクロコに戻して…を繰り返し
現在は

NATOも合うんです!
家に眠っていたNATOバンドをつけたんです。
これがまさかの大ヒット!
グランドセイコー=革かメタルと思ってた私が恥ずかしいです。
最近はもっぱらNATOバンドのみ!
お気に入りです。NATOとGMTってハズレがないんじゃないか?疑惑が出てきました。青い針素敵です。
おしまい
というわけで、グランドセイコーの良さを語ってみました。
時計を買う時って、性能やデザイン、ブランドで選ぶと思うんです。
でも、ちょっと国産の良さを少し感じてみていただければと思います。もしよかったらグランドセイコーと別のメーカーを並べてみてください。
きっと惚れるんじゃないかな?と思います。
グランドセイコーのGMTが渋いしパワーリザーブ長くていい感じです。
商品:グランドセイコー GMT
型番:SBGM023
素材ケース:ステンレス
素材ベルト:ステンレス
機械:自動巻(72時間駆動)
ケース:39.5mm
防水:日常生活防水
参考定価500,000円(税抜)