2015年、社会人生活5年目に入り自由に使えるお金も少しずつ増えてきたこの時期、兼ねてから欲しいと思っていたロレックスの時計を買おうと決意しました。
ずっと欲しいとは思っていたので、欲しいモデルはある程度絞れてはいましたがなかなか決断できないでいた時、上司に勧められたのがGMTマスターⅡ 16710でした。
始めは『ツートーンベゼルか・・・スーツに合うかな?』なんて思いながら少し悩みましたが、予算70万円以内で状態も良く、付属品も揃ったモデルを発見したので即購入!
GMTマスターⅡ 16710 X番 箱・保付。購入金額648,000円。今となっては安い・・・
ATMで現金をおろしお店に向かうまでの間は全神経を封筒に向けていたのは言うまでもありません。普段持ち歩かないような額なので落ち着きませんでしたね。
こうして無事に購入した私はさっそく翌日の仕事からつけていきました。スーツに合うかという不安も杞憂に終わり、まったく違和感なく使えました。
私が購入したのはX番ですので、初期のタイプでした。バックルはシングルバックルで、旧フラ、横穴あり。ダブルバックルに比べ堅牢性は劣りますが使用感としては全く気になりませんでした。
むしろ着脱は楽ですし、シングルバックルの方が好きかもしれません。
【商品名】GMTマスターⅡ
【型番】16710
【機械】自動巻 Cal.3185 Cal.3186
【素材】ステンレス
【カラー】黒文字盤
【ケースサイズ】40mm
【防水性】100m
【国内定価】-円
【備考】生産終了モデル(1990年~2007年 )
デザインが気に入って買ったわけですが、この時計、実用性にも優れた便利な時計なんです。
GMTとは世界標準時(Greenwich Mean Time)の略で、要は複数の時間帯を表示できる機能です。デイト表示だけでなく、最大3ヶ国の時間を一つの時計で見れるのは便利な機能です。
国内、海外を行き来するビジネスマンにとっては非常に便利な機能ですが、私にとってはGMT機能を使う機会は皆無でしたので、あくまでデザインのひとつとして捉えてました。
5桁レファレンスならではのサイズ感も好きでした。現行モデルは旧型と比べボリュームがあり、少し重く感じましたが、旧型はストレスなく1日中つけられました。
インデックスやラグの大きさも控えめで個人的に好きです。現行モデルに比べてラグの形状はシャープなのですっきりした印象なのも◯です。
しかし、購入から一年ほど経過した頃でしょうか。普段から使っていて愛着もあり気に入っていたのですが、だんだんと違うモデルも欲しいと思い、買い替えを検討し始めました。
旧型のサイズ感が好きといっておきながら、現行モデルをつけてみたいという衝動にかられ、購入から約1年後にGMTマスターⅡを手放し、これに買い替えました。
2本目に買ったサブマリーナについてはまた次回話していきたいと思います。
冒頭でも触れましたが、2015年に購入した時の金額は648,000円。それが今ではかなり高騰しており、シングルバックル+トリチウムだと90万円〜100万円の値がついています。
早々に手放してしまった事は後悔していますが、当時はここまで上がるとは予想できなかったので仕方ありません。
ここ1、2年で一気に高騰したGMTマスターⅡ 16710。相場が下がる見込みはないので狙っている方はお早めに!私も今後条件のいい個体を見つけたら買い直すかもしれません。笑
次回は16710を手放して購入した114060の話をしたいと思います。