2022/01/04 聖徳太子
ジラールペルゴ ロレアートはラグジュアリースポーツの流れを汲んだ現代的なモデルです。
今回は定番モデルであるロレアート- スティール 42mm 81010-11-431-11A についてご紹介いたします。
現行機のロレアートは、2017年から展開しています。
人気を博しており、今やブランドの中核コレクションの一角と言えるモデルですね。
オリジナルモデルは1975年に発売されており、基本的なデザインは変わらず現代風にアップデートしたモデルがこちらとなります。
パテックフィリップのノーチラス、オーデマピゲのロイヤルオークを彷彿とさせるデザインであるといえます。
特にラグジュアリースポーツの大きなエッセンスと言えるディティールはラグ一体型ブレスレットです。
ラグから伸びるブレスレットはエレガントな印象を与えつつ、ラグと一体化した分手首にフィットするような構造をとっているため着用感がよくスポーティに着けられます。
特にこちらのロレアートもコマは手首の形状にフィットするよう設計されており、心地いいフィット感を生みます。
バックルはサイドボタンを押すだけで開くようになっており、着脱も快適です。
バックルにはジラールペルゴのGPの刻印が施された両開き式になっており、細かいところにもエレガントが散りばめられております。
大きな特徴でベゼルが特に挙げられます。
八角形のベゼルと円型のベゼルの重層構造を持っているという独走的なデザインですね。
こちらは大聖堂をモチーフとしたデザインとなっており、重厚感が溢れる仕様となっております。
角を持つオーデマピゲロイヤルオークと角を持たないパテックフィリップノーチラスを組み合わせたようなデザインで、ラグジュアリースポーツを体現したベゼルとなっております。
八角形のベゼルにはサテン仕上げ、円型にはポリッシュ仕上げと異なる仕上げによって時計全体に深みを持たせます。
異なる光の反射具合であらゆる表情を生み出すことができるのはラグジュアリースポーツの中でもより異端的かつエレガントな存在ですね。
文字盤はギョシェ彫が施されており、クラフツマンシップも感じられる仕様です。
クルドパリと呼ばれる技法でパリの爪と言った意味を持ち、薄いピラミッドが交差したようなデザインを持つ技法です。
幾何学的に並べられたピラミッドは光の反射で陰影を映し出し、異なった表情を見せてくれます。
まさに職人技とクリエイティビティが織りなす技でスマートの中でもひねりを効かせたデザインが人気を博す大きな要因かなと思います。
まとめ
ロレアートはラグジュアリースポーツの中でもロイヤルオークやノーチラスに比べると比較的良質な値段で購入することができるのも魅力の一つです。
人とは違ったラグジュアリースポーツの時計が欲しいと言った方には特にオススメモデルです。
ではまた!