【商品名】ロレックス エクスプローラーⅠ
【型番】Ref.14270
【機械】自動巻き
【素材】ステンレススチール
【カラー】黒
【ケースサイズ】36mm
【防水性】100m
【参考定価】-
【備考】1990年~2001年
そもそも、ブラックアウトとはどういう意味なのでしょうか?
同じエクスプローラーⅠでも何が違うの?と思いますよね。
ブラックアウトとは、上記の画像のようにインデックスに白いラインが入っていない個体の事をいいます。通常のEXⅠRef.14270には3・6・9のインデックスに白いラインが入っているものがほとんどですが、初期生産分のE番、X番に一部白いラインがない個体が存在します。
ブラックアウトは初期生産分の一部で見られたものなので、タマ数は非常に少なく、今ではかなりのレアモデルに位置付けされています。現在の中古相場を見てみても、箱・保証書ありの状態であれば100万円以上はくだらなく、100万円~150万円の間で取引されています。
上の画像が『ブラックアウト』、下の画像が『ノーマルダイヤル』です。
比べてみると、プリントの色味も違うのが分かります。上のブラックアウトはいわゆる『シルバーレター』といわれる有名なタイプです。
続いて、インデックスの数字を比べてみましょう!上が『ブラックアウト』下が『ノーマルダイヤル』です。前述のとおり、ノーマルダイヤルには白いラインが入っていますが、ブラックアウトには入っていません。ぱっと見、気づきにくいかもしれませんがこの違いだけで、レア度は一気に上がりプレミア価格がつくのです。
14270を所有している方、もしかしたらそれはブラックアウトかもしれません!!当時の価格で買われた方は売るだけで大儲けですよ。是非確認してみて下さい!笑
ブラックアウト以外にもロレックスには『レア』がたくさん存在します
今回はブラックアウトに焦点を当ててきましたが、これ以外にもプレミア価格がつくいわゆる『レアモデル』はたくさん存在しています。
『ポールニューマン』『赤サブ』は超有名なレアモデルですが、それ以外にもGMTマスターⅡの『スティックダイアル』、グリーンサブマリーナ『マークⅠダイアル』、EXⅡ・GMTマスター・シードゥエラーに見られる『センタースプリット』、デイトナ『逆さ6』『アイボリーダイアル』『200タキ』『225タキ』『ブラウンアイ』など多数レアダイアルが存在します。
ロレックスというブランドは他の時計メーカーに比べ細かい仕様変更も多く、製造過程も複雑な為、後になり珍しい個体がみつかったりして、価格が高騰します。
ロレックスは他の時計メーカーと比べ、『同じモデルでも仕様の異なる個体』が数多く存在しますが、それはなぜなんでしょうか?
一説によると、◆出荷国や地域や気候の違い ◆パーツを供給する下請け企業の違い ◆ロレックス社の戦略が挙げられますが、実際のところはわかりません。このフワッとした情報もロレックスのひとつの魅力ですね。
皆さんが所有しているロレックスも今後、レアな時計となる可能性を秘めています!
リストショット
さすがエクスプローラーⅠです!装着感、デザインともに文句なしです。
やはり軽くて使いやすいです。現在ブラックアウトの希少性もかなり評価されており、価格もかなり高いです・・・手が出しづらい価格ですが希少性は今後も上がり続ける事でしょう。
当時の定価30万円代と考えると、100万円以上で売られているブラックアウトは高く感じるかもしれませんが、ゆくゆくは200万円以上で取引されるんじゃないかと密かに予想しています。