2021/11/17 聖徳太子
ロレックスというとメンズのプレステージウォッチのイメージが強い印象がありますが、繊細な女性の手首にも合うようなサイズのモデルも存在します。
デイトジャストシリーズには「レディデイトジャスト」と呼ばれるモデルがあり、女性らしさを表現した優しいデザインです。
その中でもより煌びやかでロレックスらしく、さらに着けやすいデイジャスト26 Ref179173についてご紹介いたします。
Ref.179173は2004年から2016年の間、12年間に渡って生産され続けていました。
レディースデイトジャストの中では期間がかなり長く、完成されたモデルといっても過言ではないです。
ステンレスとK18イエローゴールドのコンビネーションは、コントラストが際立ちます。
様々なファッションと合わせやすく、高級感のあるデザインが大きな魅力となっております。
現行モデルのRef.279173のケースサイが28mm とサイズアップしたため、26mmのデイトジャストはこのモデルが最後となります。
28mmも素敵ですが、より華奢で着けやすいモデルはRef.179173のモデルかなと私は思います。
腕時計としてはもちろん、特にブレスレットのような感覚で着用できるのが、レディースロレックスの良さですね。
こちらのモデルはフルーテッドベゼルが光を反射させ、より豊かな表情を楽しませてくれるモデルです。
このベゼルが強く存在感を放つため、ケースサイズはより小さな26mmの方が慎ましく、シーンレスに着用いただけます。
フェイスは26mmと小さ目ですが、179173以前のデイトジャストと比較するとケースサイズは同じもののボリューム感のある仕上がりになっております。
まずラグが鏡面仕上げとなりました。これによって煌びやかな仕上がりになり、より存在感を強く放ちます。
ケース径が26mmなので、ラグの光沢感が強くてもギラギラしすぎず、程よい主張に収まります。
また、バックルがプレートから、コンシールドクラスプに変更されました。
コンシールドクラスプは、腕時計の留め金のことですが、クラスプの上にくる部分がプレートではなく、コマを連続させるデザインに変わりました。
プレートでなく、コンシールドクラスプにすることでよりラグジュアリーな印象になり、ブレスレットのような感覚で着用していただくことが可能です。
これをメンズでやるとやや主張の強すぎる印象になりますが、レディースの細めのブレスレットでやると程よいエレガントさを醸し出せると思います。
女性の方が腕につけるジュエリーの幅が広いため、少々華美なものを付けていたとしてもより馴染みやすいのかなと思います。
クラスプの変化によって、デイトジャストレディースは、どの角度から見ても美しいブレスレットを装着することになりました。
ムーブメントはCal.2235を搭載、パワーリザーブは48時間あり日常的な使用において、必要十分なスペックと言えます。
また、スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)のクロノメーター認定を受けています。
ここはロレックスらしい技術力が光ります。26mmの小ぶりなケースの中に48時間のパワーリザーブは流石の一言です。
腕時計としてだけでなく、エレガントなアクセサリーとしてのブレスレットを楽しめる。
また、タイムピースとしての機能も文句なし。
女性にとって間違いのない逸品です。
ではまた。