先にこちらの記事をご覧ください。
この記事は、シリーズものです。
パート1.2を読んだことの無い方は、書き記事を是非読んでから先へ進んでください。
例題 「Ref.311.32.42.30.04.003」 <04編>
パート1では、最初の三桁「311」と次の「32」を解説しました。
パート2では、3番目の「42」と4番目の「30」の解説。
「文字盤色」です。
モデル名がきて、機械が来て、ケースサイズが来て、
機能ときて残ってるのは大体想像できますね。
文字盤色番号一覧
単色
■01→黒
■02→シルバー
■03→ブルー
■04→白
■05→ホワイトシェル
■06→グレー
■07→シェル(ホワイトシェル以外) ※1
■08→シャンパンゴールド
※1)実際「07」は発見できなかったが、下の複合に「57」があることから推測。
複合
■55→ホワイトシェル×12ポイントダイヤインデックス ※1
■57→ホワイトシェル以外のシェル全て×12ポイントダイヤインデックス ※2
■60→パープル×12ポイントダイヤ(1モデルのみ確認)
■63→ブラウン×12ポイントダイヤ ※3
■99→その他珍しい文字盤系 ※4
※1)恐らく「55」の最初の「5」がダイヤ付きという意味。
12ポイントダイヤと記載しましたが、それ以外のダイヤの入れ方でもOK。(一部稀に例外あり)
なので、「51」なら黒文字盤のダイヤインデックス(か、文字盤)
「53」ならブルー文字盤のダイヤインデックスみたいな感じで上の一般カラー+ダイヤ見たいな感じになります。
普通のシェルダイヤかと思っていたらこんなのだったってパターンも有りますね。
ただ、実際こんなモデルは中古市場ではまず見ないので、
12ポイントダイヤの方で思っていてもらっていいと思います。
※2)こちらは、文字通りホワイトシェル以外の色のシェルダイヤは全部「57」です。
ブラック、ブルー、ピンク、等
※3)「63」は「60」同様少し例外のもの?です。
どちらも12ポイントダイヤインデックスです。
本来の見方であれば、左の数字の「3」は「ブルー」なので、
ブルー文字盤のダイヤ付き文字盤という事になりますが、
ここではブラウン文字盤となってました。
これです。ブラウン文字盤。
Ref.123.20.27.60.63.002。
サイズはいろいろありました。
※4)これも記載そのままで、珍しい文字盤はほぼ「99」が使用されています。
チタニウム、プラチナ、文字盤全面メレダイヤ(610石)、メテオライト等
ただ、文字盤メレダイヤに関しては、仕様の違いで全部ダイヤなのに「55」となっているのも発見してしまったので、らいがいも存在します。
Ref.123.55.27.60.99.004
これが、全面ダイヤの「99」タイプ。
Ref.123.55.27.20.55.006。
こちらが、一応全面ダイヤでシェル使ってないなのに「55」タイプの例外。
例題 「Ref.311.32.42.30.04.003」 <003編>
正直これはカタログを見ても、どうやっても分かりませんでした。
ほとんどが、「001」か「002」とかでたまに「007」。
これに関しては、メーカーに気になるので教えてください!と聞きました。
快く教えてくれました。
ちょどいい絵があったのUPしましたが、上の絵みたいなことらしいです。
意味は、「どれだけベースから変化したか」だそうです。
つまり、「001」が初期型(※)で、そのモデルから
仕様変更(マイナーチェンジも含む)した回数らしいです。
※「001」と「002」が全くデザインの違うモデルの可能性もある(ただ、機械を少しいじっただけで見た目の変わってない物もあるらしいですが、)ので、
初期型という表現は正しくないかもしれませんね。
これは、さすがに思いつかなかったです。
オメガさんありがとうございました。
なので、「007」は7回目の仕様変更したモデルになるみたいです。
ちなみに「007」はこれです。
Ref.311.92.44.51.01.007のダークサイド。
ちなみに、上の型番を例に使うと「Ref.311.92.44.51.01」。
ここまで一緒のやつの最後「001」が初期型ってこと見たいです。
ダークサイドの初期型って気になるので何かと調べたら、ありませんでした。
廃盤のものもあれば、世に出てない物もあるみたいです。
さらにちなみに、「Ref.311.92.44.51.01」
ここまで一緒で最後が違うモデルがいくつかあったのでご紹介です。
左から
・Ref.311.92.44.51.01.004
・Ref.311.92.44.51.01.005
・Ref.311.92.44.51.01.006
です。全部ダークサイドシリーズですね。
答え合わせ
意味わからない方、もう忘れている方、さっさと調べてしまった方いらっしゃると思いますが、
一応パート1で問題にしていた型番の答え合わせです。
問「Ref.311.32.42.30.04.003」
・「311」→スピードマスター プロフェッショナルムーンウォッチ
・「32」→ステンレスモデルの革(クロコ以外)タイプ
・「42」→約42mmのケースサイズ
・「30」→手巻きのクロノグラフ
・「04」→白文字盤
・「003」→3回使用変更している。
・・・・・。
正直型番の意味分かっても分かりませんね。
スピマスの白文字盤って所でピンとくる方もいるかとは思いますが、
検索した方が早いです。(笑)
答えは「スヌーピーアワード」でした!
ちなみに「311.32.42.30.04.001」はアラスカプロジェクトでした。
「002」は無かったです。
完結編です。
いかがでしたか?
なかなか調べるのに時間がかかりましたが、面白かったです。
また何か気になることが出てきたら調べてみたいと思います!
その時は是非記事にするので是非見てください。
読んでいただきましてありがとうございました!