マッチョ時計とは
見るからに頑丈そうで、逞しい腕によく似合い、やる気満々さがにじみ出ている、そのような時計をここでは「マッチョ時計」と呼ばせていただきます。
そういった時計といえば、大きくて分厚い時計、通称デカ厚時計を思い浮かべる方が多いと思いますが、同じようなものだと考えていただいて結構です。
少し前までは、このマッチョ時計がかなり流行していたようで、ゼニスやルクルトといった、本格的な機械式時計のブランドからも、血迷ったのかと思うくらいにマッチョな時計が発売されていましたよね。

ジャガールクルト マスターコンプレッサー ダイビングクロノグラフ
ただ今はそういった過度にマッチョな時計は少なくなってきているように思います。これも時代の流れでしょうか。マッチョ時計ファンとしては寂しい限りです。
しかし、まだまだありますよ。今回は上に書いたような、マッチョ時計ベスト5について書いていこうと思います。
例によって独断と偏見で選んでいます。またこれらの時計をはめるならば、できれば腕だけでも鍛えていただきたく思っております。
マッチョ第5位 ユーボート U-boat watches
日本ではそれほどの知名度はありませんが、海外では結構人気のようですね。ハリウッドスターとかがつけている写真を見ることがあります。
もともとは軍用に開発されたもので、実用化されずにいたものを、現代に蘇らせたブランドだそうですね。イタリアの会社というのも、パネライと同じです。
もともと軍用というだけあって、マッチョなデザイン、これはつける人を選びそうです。
実物を見て気付く人もいるかもしれませんが、類似品がたくさん出ていますよね。もちろんこちらが本家本元です。
マッチョ第4位 ロイヤルオーク オフショアクロノグラフ
ご存知、オーデマピゲのロイヤルオークオフショアクロノグラフの新作です。
このオフショアシリーズは、通常のロイヤルオークの伝説的な デザインを、よりスポーティで男性的、パワフルな表現で展開しているとのことです。
今回紹介するのは、そんなオフショアの中でも、さらにマッチョなモデルになります。
大きさは44mm、厚さは14.4mmと従来のモデルよりもさらに大きいです。
とはいえ、ケースにはブラックセラミックを採用しているため、それほど重くないと思います。
オフショアクロノグラフといえば、ハリウッドスターのアーノルド・シュワルツェネッガーが愛用していることでも知られています。
間違いなく、マッチョに愛された、マッチョがはめる、マッチョのための時計といえるでしょう。
ここまでの迫力だと、太い腕じゃないと格好がつかないですね。
マッチョ 第3位 ウブロ ビッグバン
個人的には、ウブロというブランドは、シンプルでドレッシーなイメージだったのですが、2005年あたりに発表された、このビッグバンからは、完全にブランドのイメージが変わりましたね。
世界中で爆発的にヒットしたようで、海外のセレブはもちろん、日本の芸能人まで愛用者は多数いるようです。マラドーナも両腕につけていましたね。
好き嫌いは別れるデザインだとは思いますが、やる気満々の時計であることには間違いないですね。かなりマッチョです。
マッチョ 第2位 IWC ビッグパイロットウォッチ
私はIWCが大好きです。なので、マッチョ時計に関しても、IWCのラインナップでマッチョなものをどうしてもチョイスしてしまいます。
個人的な思い入れがあることは否定しませんが、そうは言っても、このビッグパイロットウォッチは、頑丈で、逞しく、時計本体からもやる気満々さが伝わってきます。間違いなくマッチョです。
こちらは100本限定のビッグ・パイロット・ヘリテージ・ウォッチ 55。
その名の通り、大きさなんと55mm。
マッチョ 第1位 パネライ ルミノールマリーナ アッチャイオ47mm
マッチョ時計といえば、まず思いつくのがパネライという人も多いのではないでしょうか。そういうわけで、1位はパネライにさせていただきました。
そんなパネライのラインナップの中でも、私が一番お気に入りのモデルがこのアッチャイオ47mmです。
個人的にはシンプルな時計が好きなので、秒針のないPAM00372の方が好きなのですが、こちらは風防がプレキシガラスなのがどうにも耐えられません。
どれだけ気を付けても傷だらけになってしまうのでね。この値段出してプレキシガラスはないです。
なので、サファイアクリスタル風防のPAM00422が欲しい。かなり欲しい。これは、久しぶりに買ってしまうかもしれません。Usedだと結構安くで出ていますからね。
まとめ
なかなか、マニアックな記事に付き合っていただき、ありがとうございました。
夏までには、もう少し時間があるので、今年こそは筋トレでもして自らもマッチョになり、是非マッチョ時計の似合う身体になってみてはいかがでしょうか。
やはりごっつい時計には太い腕が似合いますからね。
まずは時計を買って、それからダンベルを買って、時計を見ながら、それを励みに筋トレをしましょう。