チュードルはロレックスのディフュージョンブランドとして、一部、部品の供給等を受けていたのは有名な話ですよね。
設立当時ロレックスの認知度を上げるべく、ロレックスよりも安いプライスで商品を販売
し、販路を拡大するという狙いがあったチュードル。
そしてチュードルは、庶民に受け入れられ、ロレックスの知名度向上に一役買ったという一面を持っているブランドです。何だか裏方的なイメージかもしれませんが魅力的な腕時計を作ってきています。
さて今回ご紹介する腕時計は現在ヴィンテージ市場でも相場があがってきているチュードルのオイスターデイトクロノグラフ通称“モンテカルロ”の復刻版である『ヘリテージ クロノ』です。
この春ベストバイのクロノグラフをチェックして下さい!
■型番:70330N
■ケースサイズ:42mm
■ムーブメント:自動巻
■防水:150m
■素材:ステンレス
■備考①:2カウンタークロノグラフ(60秒・45分積算計)
■備考②:回転ベゼル
過去のモデルを現代に蘇えらせる、2010年に登場したヘリテージモデルの「70330N」
1970年代に生産されていた手巻きのオイスタークロノグラフをベースとした、2カウンターのクロノグラフです。ムーブメントは自動巻に変更されケースはサイズアップされ復刻されました。
レトロ感抜群のモンテカルロ文字盤のヘリテージクロノは個性的なデザインがじわりじわりと注目されてきているモデルです。どうですか?そそられるデザインですよね。
あまりこのルックスのデザインはなかなか他のメーカーさんでは見ないと思います。
チュードルといえばこの盾マーク。
オリジナルのモンテカルロは「TUDOR」プリントの下に「OYSTERDATE」と入っていますが、
ヘリテージクロノの場合は画像のように「GENEVE」と入っております。
文字盤にはPOPなオレンジ色のクロノグラフ針が目立つ。このカラーリングがレトロ感を演出してくれています。
45分積算計は正面から見て左側に設置。オリジナルは右側に設置されており微妙に仕様チェンジされています。
スモールセコンドは正面から見て右に設置。オリジナルは左側に設置されていました。
オリジナルではデイト部分はサイクロップレンズが付いてましたが、復刻では付いていません。こちらの復刻盤の方がスッキリとした印象です。
出ました、独特なホームベース型のインデックス。モンテカルロ初期にみられるディテールです。この仕様で復刻とはチュードル好きにはたまらないですね。
長針・短針・インデックスに夜光塗料付きでこんな感じで光ります。
ケース厚は12.5mmの厚さでスーツスタイルでもシャツの邪魔にならなくて良し。
リューズには盾マークが入っております。
大きさも操作しやすいサイズ感でした。
オリジナルと同様にクロノグラフのプッシャーはねじ込み式です。
ブレスレットは新型のオイスターブレスレットになっており、バックルも堅牢な仕様になっています。
ラグ裏には型番の刻印がございます。また反対側にはシリアルナンバーが刻印されております。
ヘリテージクロノには替えのナイロンストラップも付属しているのが嬉しいポイント。
カラーリングも合わせて作られており、付け替えて楽しむことが出来ます。
ね?格好いいよね!
今年に入って某雑誌にも取り上げられていたので人気に拍車がかかるかも!?
ちなみにこのチュードルのヘリテージクロノですが、映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』で主演のトム・クルーズさんが着用していたことの話題でした。
流石ロレックスの姉妹ブランド。ギャランティーカードはロレックスと同じですね。
ちなみにご存知の通り、チュードルには日本正規店が存在しませんが、メンテナンス修理は日本ロレックスで受け付けてもらえます。安心ですね。
いかがでしたでしょうか?レトロ顔だけどどこかポップなチュードル『ヘリテージクロノ』この春にオススメな1本です。是非新生活のお供にいかがでしょうか。
モンテカルロの復刻がアンダー30万で手に入る!!これはチャンスです!