オメガの人気コレクション"シーマスターシリーズ"が登場してから今年で70周年。そして"シーマスター300M"の登場からは25周年となりダブルでアニバーサリーを迎えました。
今年は他にも"手巻きモデル"のダークサイド オブ ザ ムーンの新作や、初代シーマスターの復刻モデルも発表され、かなり注目を集めています。
そこで今回は、販売開始前に各モデルの魅力を改めてみていきたいと思います。
左"セントラルセコンドモデル"Ref.511.13.38.20.02.001
右"スモールセコンドモデル"Ref.511.12.38.20.02.001
2タイプが発表されましたね。個人的にはスモセコモデルのバランスが好きですね。
元々は1940〜1945年頃、イギリス空軍に向けて11万個以上の時計を提供しました。
その後、オメガの技術力が評価されて、1948年に初代シーマスターが誕生しました。
文字盤の表記に若干の違いは見られるものの、初代のデザインとほとんど変わらないデザインで復刻しましたね。
アンティークファンも唸るデザインといえるのではないでしょうか。クラシックな印象でいい雰囲気です。
デザインは当時のモデルを忠実に再現しているモデルですが、ムーブメントは最新のムーブメントを採用しています。
セントラルセコンドはCal.8806、スモールセコンドはCal.8804がそれぞれ搭載されていますが、ともに15000ガウスもの磁気にも耐える頑丈なムーブメントを搭載しています。
今年25周年を記念し、モデルチェンジを果たしたシーマスター 300M。新たにセラミックベゼルを採用し、高級感が一段と増しましたね。
搭載されるムーブメントは高い精度と耐磁性を誇るマスター クロノメーター Cal.8800が搭載されております。基本性能は充実しています。
ベゼルとブラスレットの一部に"タンタリウム"を採用した最新バージョンも発表されました。
密度が高い素材で強い耐久性を誇るタンタリウム。少しグレーがかった色味が特徴で、セドナゴールドとの相性もいいですね。
こちらは世界限定250本となっています。特殊な素材を使っているからか定価も1,501,200円と少々高めですが、雰囲気があってカッコいいですね。
最後はアポロ8号50周年記念で発表された"ダークサイド オブ ザ ムーン"のご紹介。
搭載されるムーブメントは定番の手巻きキャリバーCal.1861をベースに特殊な仕上げをしたCal.1869を搭載しています。
ケースバックはご覧の通り、レーザー加工を施す事で月面の裏側をイメージした作りとなっています。かなり細かい作りとなっているので必見です。
文字盤(表)とムーブメント(裏)で表情が変わる新型ダークサイド オブ ザ ムーンは新たな個性を生み出した逸品といえます。
定価は1,123,200円と値は張るものの、完成度が非常に高い一本となっています。今年の9月にリリースされる予定ですが、今から待ち遠しいです。人気が出そうなモデルですね。