2016年発表 ヘリテージ ブラックベイ 36 Ref.79500
2017年発表 ヘリテージ ブラックベイ 41 Ref.79540
2017年、汎用性の高さが魅力のヘリテージ ブラックベイに新サイズが登場しました。
2016年に発表された36mmケースから1年後、5mmサイズアップした41mmモデルが登場。
腕時計の『5mm』の差は非常に大きいもので、腕につけた感触がまったく違います。36mmは小ぶりなサイズの為、腕への収まりは日本人男性にフィットするサイズ感だと思いますが、ブレスレットの幅も狭く、やや華奢に見えていしまいます。
対して、41mmは存在感が格段に増しました。シンプルな文字盤デザインで、なおかつポリッシュ仕上げのベゼルですっきりとした印象なので余計に大きく感じます。
36mmでは物足りなかった方には41mmケースが良いかもしれません。個人的には36mmと41mmの中間サイズ(38or39mm)が出てくれたらいいのになぁと感じる次第です。
ヘリテージ ブラックベイ 41 Ref.79540 基本スペック
【商品名】ヘリテージ ブラックベイ
【型番】79540
【機械】自動巻 Cal.2824(ETA)
【素材】ステンレス
【カラー】黒
【ケースサイズ】41mm
【防水性】150m
【定価】国内定価なし 2800(CHF) ※2018年1月24日現在の為替で日本円にすると約32万円
【備考】2017年発表モデル
ロレックスのディフュージョンブランドとして高い地位を築いているチュードルですが、未だに『日本に正規店がない』事でも有名です。なんで作らないのでしょうかね。企業戦略もあるのでしょうか・・・
なんとなくロレックスのあのモデルに似ている?
ロレックス エクスプローラーⅠと似ているではありませんか。SS×黒文字盤の組み合わせにスムースベゼルも同じで雰囲気が非常に似ています!ざっとエクスプローラーⅠの半額以下で買えてしまうコスパの良さも見逃せません。
ロレックスではなく、あえてチュードルにいくっていうのもツウな感じがします。
また、エクスプローラー同様ベルトを付け替えて楽しむ事もできます。ちなみに79540にはステンレスブレスの他にカモフラージュ柄のナイロンストラップも付属しています。
細部を見てみましょう!
リューズにはチュードルローズ(薔薇)の刻印
リューズには薔薇の刻印がされています。また、リューズガードはなく大きいリューズのリューズを採用しているのでかなり操作しやすいです。
リューズの大きさはエクスプローラーⅠの1.5倍くらいあるかもしれません。
文字盤上で存在感を放つイカ針
チュードルのモデルの特徴でもある『イカ針』。独特な存在感を発揮しています!笑
初めて見た時はチープな感じがしましたが、見慣れてくると意外とアリだと思えてきました。
ロレックスには存在しないチュードルだけの『イカ針』。ロレックスのベンツ針も高級感があって良いですが、イカ針もチュードルの象徴としてファンから長く愛され続けています。
カジュアルな印象にもなるので使い勝手も良さそうです。2本目、3本目につける外し系の時計としてもおすすめです。
YGコンビのモデルもリリースされています。コンビモデルも雰囲気あってカッコいいですね!
リューズに使われている薔薇のロゴですが、1970年以前のモデルには文字盤にも採用されていました。
現行モデルでは薔薇モチーフから盾のマークに変更していますが、薔薇が採用されている1970年以前のモデルは現在ではアンティーク時計として高い人気があります。
バックルの仕様はダブルバックルで堅牢性は十分確保できていますが、ロレックスのバックルと比べてしまうとどうしても安っぽく感じてしまうのは否めません。バックルを外す時の『パカッ』とした感覚が軽いです。
『POTOR SELF-WINDING』いわゆる自動巻きという意味ですね。『AUTOMATIC』でいいじゃん!思うのは私だけでしょうか?これもロレックスにはないチュードルのならでは表記で好きですが。
曲線のプリントもよりカジュアル感が出て良いですね。
最後に・・・
シンプルなデザインと定番の黒文字盤という事で、汎用性の高さがある為、今後人気が出そうなモデルなひとつです。
20万円台で購入できる点も魅力的です。現在はETAムーブを採用している為20万円台で購入できますが、今後自社ムーブメントを搭載するようになるともう少し価格は上がってくるでしょう。
36mm→41mmといているので2018年は中間サイズの38・39mmあたりの発表があるのではないかいと密かに期待しています。
リストショット!