今日はロレックスカスタムについて書いてみましょう。
ロレックス上級者の方にはおなじみのカスタムロレックスですが、やったことが無い方には敷居が高そうに感じますよね。
実際にカスタムしたロレックスの画像を見ながらどういうルールでカスタムしていけばいいのか見ていきましょう。
さてこちらはデイトジャスト16234のジュビリーブレスレットをGMTマスターに移植したものです。
元々GMTマスターのコンビモデルにはジュビリーブレスレットを採用したものも存在しておりまし組み合わせとしては王道のカスタムとなります。
元々図の上側の「オイスターブレスレット」がGMTマスターには付属しています。それを図の下側にある「ジュビリーブレスレット」に変更することで、キラキラとしたドレッシーな雰囲気の腕時計に印象を変えています。
一見見慣れたGMTマスターですがブレスレットを変更することで非常に新鮮味のある表情に生まれ変わらせる事ができます。
ちなみにサブマリーナーだとこんな感じになります。
なんだかサブマリーナーの無骨な印象がソフトになりますね。
よりスーツに合うような印象でしょうか、イタリアンな派手なカラーのスーツなんかにも合いそうです。
このジュビリーブレスレットはデイトジャストをお持ちの方は付け替えて遊んでみてもいいでしょうし、たまにオークションなんかでもブレスレットだけで出品されていたりします。
入手してみるとロレックススポーツの遊びの幅がグッと広がりますよ〜♪
ちなみにカスタムの注意点としてはフラッシュフィットと呼ばれる腕時計のケースとブレスレットをつなぐ部分に横穴と呼ばれる穴が空いているモデルで無いとデイトジャストのブレスレットを取り付けることができません。
ですので2002年以前のスポーツモデルにのみ適用できるカスタムとなります。特例として14060M サブマリーナノンデイトだけは生産終了の2012年までずっと横穴が空いた構造になっておりますのでカスタム可能となっております。
さてお次は社外のラバーバンドカスタムとなります。
写真は116515LN デイトナピンクゴールドセラミックになります。
これは池袋のグリントさんで販売している「RUBBER B」と呼ばれるロレックス専用のラバーバンドになります。
こちらのサイトで販売されているラバーバンドを取り付けたものです。
116515LN デイトナピンクゴールドにはベルトバリエーションがほとんどありません。
旧型のデイトナゴールドモデルのベルトを着ければいいじゃん!!と思うかもしれませんが、実はバックルの形状が異なるため旧型のデイトナの革ベルトはピンクゴールドモデルには流用できません。
ですので専門のベルトを買う必要があるんです。
今回着けているのは赤いステッチの入ったブラックラバーですが、夏なんかは白いラバーバンドを合わせるとデイトナの魅力も1,5倍増ですよ!!
5万円以下のカスタムで腕時計の表情をガラっと変えることができます。
こちらは118239 デイデイトホワイトゴールドモデルです。
こちらは2014年よりのNEWカラーである「チェリーダイアル」を入れたモデルです。
どのぐらいのカスタムにて表情が変化したのかといいますと…
清楚な表情のデイデイトのシルバーの文字盤がかなりダークな怪しい雰囲気の文字盤に進化しております。
販売されている状態でチェリーダイアルが載っている個体は非常に少なく一見すると偽物か?!と思うぐらいの珍しさです。
日本ロレックスにてオーバーホール&文字盤費用にて約15万円ほどのカスタムになりますが、ロレックス通を唸らせる美しい色合いの文字盤を手に入れる事ができます。
ここでも注意ですが、NEWカラーのダイアルのカスタムをするには「同じリファレンス」であることが前提ですので、1990年代のデイデイトに2014年の文字盤を入れてカスタムしようとしても難しいと思います。
カスタムデイデイトを狙うのであれば2000年以後の1182〜のリファレンスのデイデイトを入手してください。
今回は代表的なカスタムをまとめてみました。
今回紹介したカスタムはロレックスの製品自体を改造したりはしていないので、オーバーホールもそのまま通すことが出来ます。
ケースを着色したり、彫り込みを入れるカスタムもありますが、ロレックスの製品の規格を変更してしまうと「オーバーホールが受け付けられない」という最悪なケースも出てくる恐れがありますのでカスタムもほどほどに楽しみましょう。
3万円から15万円まで低予算でもガラっと表情を変えるロレックスカスタム。