記念すべき令和元年も終わりに近づき、また新たな年を迎えようとしております。
今月はボーナスが出たよ、なんて方も多いと思いますが、そんな記念すべき年号の変わり目に思い切って人生最後のあがりの時計を買おう、なんて方もおられるのではないでしょうか。
ロレックスもいいですが、あがりの時計となってくると、世の中にはロレックスの他にも素晴らしい時計というのはあるものでございます。
そこで、今回はボーナス使ってあがりの時計というわけで、人生最後の時計を選んでいこうと思います。
1本目は、ランゲ&ゾーネの新作 オデュッセウス。
お値段の方は、予価ではありますが310万円。
2019年も後半になって発表された、ランゲ&ゾーネの新作オデュッセウス。
注目すべきは、同社としては初のラグジュアリースポーツのカテゴリーに属すると思われる仕上がりになっていることだと思います。
ラグジュアリースポーツと言えば、パティックのノーチラスやオーデマ・ピゲのロイヤルオークが世界中で大人気ですが、どうでしょうか。
本当に時計が好きな人であれば、おそらく、こちらのモデルも検討に値することは間違いないと思います。
いや、むしろ、腕時計自体の愛好家であれば、もしかるすと迷うことなくこのオデュッセウスにいくかもしれませんね。
その高い技術力は、もはやパティックに負けずとも劣らないものであるということは、世界中のファンも認めるところ。
派手さはないものの、機械式腕時計の愛好家からしてみれば、かなり魅力的な1本であることは間違いないでしょうね。
人生最後、あがりの時計にふさわしい1本です。
2本目は、バシュロン・コンスタンタン オーヴァー・シーズ。
お値段の方は、3,212,000円。
世界最古の時計ブランドとしても名高い、バセロン・コンスタンチン改めバシュロン・コンスタンタン。
今だにバセロンの方がしっくりくるのは私だけでしょうか。
ここのところ、世界中のセレブや有名人、お金持ちの方を中心にSNSなどで着けている時計を見ていると、流行っているから着けている感が否めません。
時計業界全体の盛り上がりという意味ではそれでもいいとは思いますが、しかし、本当に腕時計が好きな人間からすれば、あまりいい気がしないという方もおられるかもしれません。
その点、バシュロンに関しては、まだ場が荒らされてはいませんので狙い目です。
流行りの高級ラグジュアリーウォッチを着けている人の中にも、きっとバシュロンのことを知らない人はかなりいると思います。
でも、バシュロンを着けている人には、時計に関してそんな無知な人はそうそういないでしょう。
まさしく、あがりの1本にはふさわしいブランドですね。
3本目は、パティック・フィリップ カラトラバ。
お値段の方は、2,640,000円。
時計が好きで数々のコレクションをしてきた人が、最後に行きつくと言われているカラトラバ、通称クンロクモデル。
上品な面立ちは、全ての三針時計のお手本とも言われています。
昔はこれ1本で東京に家が建ったとか建たなかったとか。
緻密に仕上げられたムーブメントは、見えないにも関わらず美しく装飾されています。
過去には限定モデルで裏スケルトン仕様のものもあったんですけどね。
是非、また限定でもいいので裏スケルトンのモデルも発売して欲しいものです。
4本目は、オーデマ・ピゲ ロイヤルオーク。
お値段の方は、2,200,000円。
みんな大好きロイヤルオークということで、こちらのモデルもあがりの時計として選ばせてもらいました。
ここ最近のロイヤルオーク人気は凄いですね。
SNSなんかをみても、色々な著名人の方々がロイヤルオークを着けている様子が見れます。
個人的にはそんなに万人受けするようなブランド、モデルではなかったように思うのですがどうでしょうか。
ラグジュアリースポーツというカテゴリーにマッチョさを取り入れたモデル、オフショアの登場は確かに衝撃的でした。
あがりの時計に選ぶには少々ごつすぎる気もしないではないですが・・・。
ただ、20年ほど前、お店でコーヒーを飲んでいる時に、通常のロイヤルオークのクロノグラフモデルを着けている初老の方を見かけたのですが、あれはかっこよかった・・・。
そういうわけで、あがりの時計としては大いにありかなと思うわけです。
5本目は、グランドセイコー SBGH201。
お値段の方は、620,000円+税。
ヘリテージコレクションからの1本で、クラシカルな佇まいがあがりの時計にふさわしい雰囲気を醸し出しております。
やはり、日本人たるもの最後は国産ブランドでという方も多いのではないかと思い、なかでも最高峰の技術を誇ると言われるグランドセイコーを選ばせてもらいました。
デザインはいたってシンプル、ザ・セイコーといった感じで、昭和時代の親父さんが着けていた時計といえば、こういったイメージという人も多いと思います。
こちらも他のモデル同様、あがりの時計としてはぴったりな1本ですね。
あがりたくないけど欲しい・・・。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
ロレックスが人気の時計業界ですが、あがりの時計というと違ったものが欲しくなるという方もおられると思います。
人生最後の時計をどれにしようか迷うところですが、ボーナスを使ってあがりの時計ということで、今回は選ばせていただきました。