5110系ワールドタイム(2つ前のモデル)
生産終了になり、新型に切り替わったことで人気は落ちませんでした。ケースサイズがちょうどいい。針いい。衰えるどころか、このモデルの価値は更に上がっています。プラチナ素材のみに採用されるブルーギョーシェのダイアルが特徴の、歴代ワールドタイムの中でも最も人気のあるモデルです!
ホワイトゴールドを使用したケース、ギョーシェ彫りしたオパーリン文字盤が高級感を醸し出しています。プラチナケースとは違って明るい印象のワールドタイムです!
裏はこちら。ムーブメントには、22金マイクロローターを採用し、高い巻上げ効率を誇る自動巻きCal.240HUを搭載
ワールドタイム 5130系(1つ前のモデル)
まず旧型と比べて針が変わりましたね。色はプラチナにはブルー、というのは変更ないですが、彫り方がギョーシェからサンビーム系に変更になりました。それから直径が37mmから39.5mmへと大きくなったことで、都市名の表示にも余裕が生まれて視認性が高くなりました。
イエローゴールドのワールドタイムはあまり中古市場で見かけませんね。
ワールドタイム 5130限定系
こちら5130系の「ミュンヘン限定」(ドイツの都市)
通常のワールドタイムはセンター部分が中心から放射状になっているが、こちらの限定モデルはセンターのギョウシェ文字盤に変更されている。また、都市「MUNICH」の文字のみ「青」にする事で、特別感を出していますね。新型派ですが、もっと言えばこのミュヘン限定派です。
こちらは5130系の「メッカ限定」です。(サウジアラビアの都市)
一瞬見慣れないせいか、光の加減で緑になったかと思ったほどです。
もちろんメッカの部分は、文字盤中心と同色の緑を採用!実物見てみたいです。
こちらも、珍しい黒文字盤のワールドタイム。こちらは、「ドバイ限定」です。(アラブ首長国連邦)
こちらも都市部分は赤くなっており、限定感を出してます。
黒だと全体がしまって見えてかっこいいですね!
ワールドタイム 5130ブレス系
ブレスタイプが登場しました。印象がガラッと変わりますね。
写真だと、革ベルトの方がかっこいいという印象を初めは受けるかもしれませんが、実物を見るとブレスタイプもカッコいいです。やっぱりオーラがありますね!
ワールドタイム 5230系(新型)
10年ぶりのモデルチェンジ。「ワールドタイム」の新作です。ラグ、針、ケースサイズが変わりました。
針は大きく変わりましたね。5110寄りの5130要素を取り入れた印象。ラグはエッジが立って、丸みのあるケースからシャープさのあるケースへ変わりました。個人的には好きな形です。
ローズはやっぱりゴージャスさが出ますね。イエローゴールドより金の主張が少なく、オシャレに腕もとを飾ってくれそうです。
ワールドタイム クロノグラフ(新作)
その名の通り、皆様大好き「ワールドタイム」と、「クロノグラフ」が一つになった新作です!
個人的にはクロノ無いほうが・・・なんて一瞬思ったりしましたが、実際見てみるとやっぱりカッコよく見れるんですよね。パテックってそういうところありますよね。早く実物を見たいですね!
パテック 175周年記念 タイムピース
2014年にパテックフィリップ175周年記念コレクションとして発表されたワールドタイムです。
追加機能として、南十字星をモチーフにした針の周りにムーンフェイズが搭載してあります。
月が写真並みにキレイですね。このモデルは主要都市で本来なら「Paris」のところを、パテックフィリップ本社のある「Geneva」と表示しています。
裏蓋に“PATEK PHILIPPE GENEVE 175e Anniversaire 1839 – 2014”の刻印が入ってます。
こちらは婦人用。ただサイズは38mmあるので、メンズとしてもサイズは問題ないですね。
このモデルの方が、ムーンフェイズの印象が強いですね。寄るとさらにカッコいい。月のリアルさが素晴らしいです。
ワールドタイム クロワゾネ(七宝焼き)
クロワゾネとは、エナメルによる彩色技法、またはクロワゾネが施された腕時計の文字盤のこと。
土台の上に、金や銀などでステンドグラスの様に枠を作り、その中にエナメルを流し込む。細かい表現が可能だが、高度な技術が必要になる。フランス語で「七宝焼」「有線七宝」を意味する。
こちらの時計を正規で購入するには、いくつか条件があるのだとか。選ばれた方しかつけることのできない一品です。ケースやムーブメントは、5130と同様ですが、クロワゾネ・エナメルで美しく描かれた文字盤(世界地図)が特徴的です。針や都市名の書体は、初期のモデルをベースにしているので、このレトロ感がいいですね。ちなみに、地図には2種類あり、ローズゴールドは「ヨーロッパ」になります。
日本では見る事は・・・あるんですかね。実物をいつか見てみたいです。
「レマン湖の風景」が描かれた本店の限定品です。
こちらは、レディースタイプでベゼルダイヤのモデルです。
まず、入手が困難なクロワゾネ・ダイヤルのワールドタイム。
さらにそのワールドタイムの珍品。一見サロン限定と似ていなくもないですが、街並みも描かれています。おそらく湖は同じレマン湖ですかね。これは、1994年に設立された“子供のためのファンド”チルドレン・アクションへの寄付を目的としたオークションピースだそうで、クリスティーズHONG KONGを通じて、どなたでも入札することができたそうです。
ただ、オークションでは約8000万で落札。定価の約10倍。とてもじゃないですが手が出ません。
ミュージアムコレクション系
ヨーロッパを中心にした世界地図がクロワゾネで描かれています。
情報が画像だけでした。上のリストウォッチと同じスペックにはなると思いますが・・・。
ワールドタイム 5億系
プラチナケース・ワールドタイム(ルイ・コティエ製造)。
実際のオークションで、「5億円」で落札されたらしいです。検索が甘かったのか、実物の画像が見つかりませんでした。しかし、5億って。
最後に
いかがでしたか?かなり種類ありましたね。見ていて楽しくなってきます。
私が知ってるワールドタイムは、全て載せましたが(ミュージアム系は他の探しているときに知りましたが)、まだまだ限定系のワールドタイムってあるんですかね?是非、ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください!
Ref. 5110P-001
ケース径:約37mm
素材:プラチナ
防水:25m
機械:Cal. 240 HU搭載
2000年発表
2006年生産終了