2016年はリオデジャネイロオリンピックが行われます。オリンピックという世界最高峰の舞台で活躍した アスリート達の腕時計を調べました。今回はハンマー投げ室伏広治と柔道野村忠宏です。
室伏広治ってどんな人?
1974年生まれの室伏広治はハンマー投げで2004年のアテネオリンピックで投擲種目ではアジア初の金メダルを獲得しました。その他日本選手権20連覇やハンマー投げの日本記録保持者であることなど日本陸上界屈指のアスリートとして知られています。ハンマー投げに関わらず投擲種目は体格の良いヨーロッパやアメリカの選手が強く、体格で劣るアジア人選手は不利とされてきましたが室伏選手は技術とバネでこれを克服し見事世界一になりました。語学も堪能で男前という完璧と思えるような人ですね。また身体能力が凄いことでも知られています。100メートルを10秒台で走る・立ち幅跳びは360センチ・握力は測定不能など。個人的に凄かったのはプロ野球の始球式でムチャクチャなフォームから130キロのボールを投げたやつ(しかもストライク)です。ちゃんと練習すればどこまで速くなるんだ・・と思いました。
室伏広治は色んな面で日本人離れした存在と言えると思います。
室伏広治と腕時計
スーパーアスリート室伏広治の腕時計がこちら
セイコー アストロン Ref SAST001
世界初、地球上の全39のタイムゾーンに対応したモデル。
4つ以上のGPSを素早くキャッチしどこにいても今いる場所の時間とシンクロします。
ケースサイズも47ミリと屈強な室伏さんの腕にも負けない存在感のあるモデルになっています。
世界屈指のアスリートにピッタリなグローバルな腕時計ですね。
野村忠宏ってどんな人?
1974年生まれの野村忠宏は柔道60キロ以下級代表としてアトランタ・シドニー・アテネとアジア人初のオリンピック3連覇の偉業を成し遂げました。これマジでヤバイ記録です。柔道で12年以上も世界トップで居続けることがまず難しいし同じ階級で1人しか日本代表としてオリンピックに出場できないので日本代表で居続けることもかなり困難です。とんでもない偉業ですがあまり印象に残っていない人も多いようです。何故かというとひとつの原因ですが男子60キロ級は基本的に女子48キロ級と同じスケジュールで競技が行われます。当時女子48キロ級は田村亮子(谷亮子)選手がいた為そちらに注目が集まった為かと思います。でも野村選手は日本中からのプレッシャーを浴び続けながら結果を出したヤワラちゃんを称賛していました。さすがに器が大きいですね。
野村忠宏と腕時計
オリンピック3連覇という大偉業を成し遂げた野村忠宏愛用の腕時計はこちら
ロレックス デイトナ Ref 116520
説明不要なロレックスの王道デイトナ。醸し出す高貴な雰囲気はオリンピック3連覇を成し遂げた王者にふさわしいモデルになっています。野村選手にはもちろんピッタリですが個人的にもやっぱり一度は身に着けてみたいなーと単純に憧れますね。
元日本代表の中山雅史選手はワールドカップにも2度出場した一流選手です。しかもまだ現役です。 明るいキャラクターでも親しまれる中山雅史選手の腕時計に迫ります。
中山雅史選手の経歴
1967年生まれの中山雅史選手はジュビロ磐田及び日本代表として活躍しました。ポジションはフォワードです。
静岡県出身で藤枝東高校から筑波大学を経てジュビロ磐田(当時はヤマハ発動機サッカー部)へ入団しました。ジュビロ磐田ではチームの黄金時代を築き3度のJリーグ制覇を成し遂げました。
当時のチームをJリーグ史上最強のチームと評するファンも多く、強く美しいチームでした。2010年にはコンサドーレ札幌に移籍し2012年シーズンを最後に一線を退きましたが2015年にJFLのアスルクラロ沼津で現役復帰し現在に至っています。
日本代表としても2度のワールドカップを経験するなど53試合に出場し21ゴールを記録しています。ワールドカップでの日本人第一号のゴールを決める等記録と記憶両方に残る名選手です。
中山雅史のココが凄い!!
メディアでの明るいキャラクターの通りプレースタイルも元気で活発な選手です。
ただ誤解されがちなのは「技術に乏しい」と評価されることがあることです。
個人的には日本人の歴代のフォワードの中でも随一の技術を持つ選手だったと思います。日本人はしばしば技術イコールボール扱いであると定義してしまいます。
しかしサッカーは試合時間の90分のうち、一人あたりのボール保持時間は約2分程度です。つまり残りの88分間はボールを持っていないことになります。
その為サッカーにおける技術で最も評価されるべきはボールが無い所の動きです。中山雅史選手はこのボールが無い所での技術が非常に高かったからこそ日本屈指のストライカーになった選手だと思います。
中山雅史選手の持つ記録では「ワールドカップ日本人初ゴール」と「Jリーグ4試合連続ハットトリック」が印象的です。
中山雅史と腕時計
発売:2012年
ベルト素材:ブラックメタル ブラックレザー
ベルトカラー :ブラック
文字盤:赤
風防:ミネラルガラス
表示:多針アナログ表示
機械:クオーツ
仕様: ワールドタイム 温度計デイト 回転ベゼル
中山雅史選手愛用の腕時計はこちら
カーティス ビッグタイムワールドメタル ブラックレッド SW4R-BR
57ミリの大きなケースサイズが特徴の存在感ありすぎの腕時計です。その大きさに加えて最早どこを見ていいか分からない(笑)文字盤。
特徴的過ぎて困るレベルの腕時計ですがそこはさすが中山雅史選手、しっかりと着けこなしていますね。
中山雅史選手に関わるおはなし
わたくし蹴球は中山雅史選手が主に活躍したクラブ、ジュビロ磐田のある静岡県出身です。
ジュビロ磐田のホームスタジアムまで車で40分程度だったので時々観戦に行っていました。そういったこともありジュビロ磐田のエースだった中山雅史選手には思い入れがあり今回取り上げてみました。
ちなみに地元静岡県では中山選手のお父さんの中山儀助さんも結構有名で、わたくしが中学生か高校生くらいの頃はお父さんがテレビで夕方の情報番組にレギュラー出演していました。それほど静岡県では中山選手の存在感が際立ったものがありました。
現在中山選手はJFL(アマチュアの最上位リーグ)のアスルクラロ沼津に在籍しています。試合にはほとんど出てないですが、現役生活を続けています。ワールドカップに出場するような名選手でありながらアマチュアリーグでプレーすることは色んな面で中々出来ないことだと思いますが、是非今後も頑張って頂きたいと思います。
日本屈指のピッチャーとしてメジャーリーグで活躍する田中将大選手 田中選手にまつわる腕時計について色んなエピソードとともに紹介します。
田中将大選手の経歴
1988年生まれで兵庫県伊丹市出身の田中将大は小学生の時に地元チームで野球を始めました。ポジションはキャッチャーだったそうです。(言われてみるとキャッチャ-顔な気が・・)
中学でピッチャーに転向し駒大苫小牧時代には甲子園で優勝しました。
高校卒業後、楽天イーグルスに入団し1年目から活躍しました。
2014年にはポスティングシステムを使用しメジャーリーグのニューヨークヤンキースへ移籍し現在も活躍中です。マー君の愛称でファンに親しまれるキャラクターの持ち主ではありますがマウンド上では顔つきが変わり強気なピッチングが持ち味です。
田中将大といえば・・
小学生時代に所属した少年野球チームでは現在巨人で活躍する坂本勇人選手とチームメイトでした。当時は坂本選手がピッチャーで田中選手はキャッチャーとしてバッテリーを組んでいました。これ個人的にはスゴイと思いました。少年野球チームは数多くありますし
おそらくプロ野球選手を輩出したことのあるチームはそんなに多く無いと思います。
そんな中で2人、しかも同学年に存在した上に2人とも一流のプロ野球選手になっています。これってどんな確率??というレベルでは無いでしょうか?
私も小学生時代に少年野球をやっておりましたが、自分が知る範囲で周囲でプロ野球選手になったという人はいませんでしたのでよりその凄さが分かる気がします。
田中選手と腕時計
フランク・ミュラー トノー カーベックス / 6850SC
プロ入り1年目終了後にチームの先輩からもらったそうです。
トノーは樽、カーベックスは湾曲を意味するらしくシルエットをみると分かる気がしますね。
フランク・ミュラーは文字盤の数字のデザインが独特ですが、一見アンバランスなように見えるんですが
全体としてみると時計そのもののフォルムととてもバランスが良い気がします。
しかし、プロ1年目終了時ということは18歳か19歳ですか・・自分がその年齢の時こんな良い時計絶対に出来なかったし何より似合わなかっただろうなーと思います。さすがマー君!!
フランク・ミュラーについて
スイスの時計メーカーでメーカー名の通りフランク・ミュラー氏が立ちあげたブランドです。
何というか「時計も個性である」というのを地で行くブランドでは無いでしょうか?時計に詳しくない人でも
パッとみればフランク・ミュラーであることはすぐに分かりますし、実はそこはかなり凄い部分なのかなと思います。やはり何といってもアンティークの腕時計に使用されていたビザン数字を使った文字盤、今回も紹介したトノーカベックスのような曲線を用いた独創的なフォルムが特徴的です。他に無い特徴を持つが故に熱狂的なファンも多く存在します。そうですよね。。他の時計メーカーに求められないものが多いでしよね。個人的にもいつか身に着けてみたいですが、、、私にはフランク三浦で十分です。

2018年ロシアワールドカップ最終予選も次節で折り返しを迎えます。次節は現在グループ首位のサウジアラビアとのホーム戦です。サウジアラビア戦の展望と代表監督ハリルホジッチ氏の腕時計に迫ります。
サウジアラビア戦の展望
ロシアワールドカップ最終予選全10節の内、丁度折り返しとなる第5節はグループ首位のサウジアラビアとホームで戦います。勝てば勝ち点で並ぶ一戦、ホームですし勝たなければいけない試合です。
わたくし蹴球はこの最終予選、サウジ戦に勝てれば予選突破の確率がかなり高いと思いますし戦力的にはホームですから十分勝てる相手だと思います。少なくともオーストラリアよりは組し易い相手です。
サウジ戦ではあえてボールを持たすのが良いかな?と思います。今のサウジは以前のカウンター狙いのサウジとは違い比較的ボールを持てるチームではありますがまだそれほどのレベルではありません。
日本が過去サウジと対戦しているときは相手のカウンターに苦しめられていましたが、逆にこちらがカウンターを仕掛けるような展開になれば面白いのではないかと思います。
また、相手のカウンターへの対応もそれほど上手くないのではないかと思います。
今回はサウジ戦の前にテストマッチを挟む為日程的な余裕があるのも日本にとっては大きいです。
・・・・という訳でわたくし蹴球の予想は・・・・2-0で日本の勝ちです!!
日本代表の方向性について
日本サッカーは常に矛盾を抱えてきました。それはアジアでは強者で世界では弱者という立ち位置によるものです。
対アジアではボールを支配出来るが対世界では同じサッカーでは結果が出ない。ワールドカップでも自国開催以外で予選突破したのは2010年だけです。
その時は直前で守備重視にシフトした結果でした。2014年もザッケローニ監督の元で「自分たちのサッカー」を掲げて敗退しました。
そういった経緯を踏まえて次のワールドカップに向けて就任したのがハリルホジッチ監督です。元々華麗なサッカーでは無くハードワークと縦への速さを身上とする監督に任せたのはずっと抱えてきた矛盾を解消する為だと思います。
日本人の特性に合うかどうか?という点やハリル監督のエキセントリックな発言などに疑問もあります。
個人的にはボールを握ることがサッカーでは大事だとも感じるので複雑な想いもありますが、世界で結果を得る為に方向性を変えていく試みは時間がかかりますし。
今は「産みの苦しみ」を味わっている最中だと思います。
前節のアウェーオーストラリア戦も前半は完璧でした。相手に危険なエリアに侵入すら許していませんでした。世間的には色々と批判もありますが引き続き見守っていきたいと思います。
サウジアラビア戦の注目選手!!
一番の特徴はボールを奪う部分です。寄せの速さはあまり日本人には無い特徴です。ややボールにチャレンジし過ぎる所もあるのでそのあたりはバランスを見ながら対応出来ると更に良い選手になれると思います。
サウジ戦では相手がボールを持つ時間もあると思いますので山口選手の奪う力が必要となります。奪った後の繋ぎが効果的に出来れば勝つチャンスが広がると思います。
ドリブル突破では日本屈指の存在です。運びながらでも止まった状態からでも仕掛けられトップスピードでもボールが足から離れない上に最近はドリブルのコース取りが良くなりました。
前を向いて仕掛けられるようなオフザボールの動きを向上させれば更に怖い選手になれます。ハリル監督是非起用して下さい!!
ハリルホジッチ監督と腕時計
2015年10月~2016年9月まで日本サッカー協会はスイスの時計メーカーHUBLOT(ウブロ)とプロバイダー契約を結びました。その後の代表戦でハリル監督が身に着けていた時計がこちら。
ウブロ ビッグバン ブルー ヴィクトリー 301.SX.5123.VR.FCJ15
日本代表のメインカラーのブルーを基調としたモデルです。ダイヤルとストラップはブルー、クロノグラフ針は赤とユニフォームカラーを意識したデザインになっています。
ケースバックには日本代表のエンブレムがプリントされたまさにサムライブルーの為の腕時計です。
契約期間中に日本代表に選ばれると貰えるみたいです。羨ましい!!
サッカー好きなアナタにオススメ!! サッカー界のレジェンド達と腕時計についてご紹介していきます。 第5回はポルトガルのドリブラー ルイス・フィーゴです。
ルイス・フィーゴってどんな選手?
1972年生まれのルイス・フィーゴはポルトガルの黄金世代の一人として1991年のワールドユースで優勝しました。
その後、スペインの名門バルセロナ、レアルマドリー、イタリアのインテルでも活躍しました。ワールドカップにも2度出場した名選手です。
選手としての武器は何と言ってもドリブルです。
スピードがある訳ではありませんが
相手との間合いやタイミング、駆け引き等で華麗な突破を見せました。
相手の逆をとるのが非常に上手い為 スイスイと抜いていくように見えました。
フィーゴのドリブルは身体能力に恵まれない日本人選手には見習うべき点が多いのではないかと思います。
個人的にはドリブラーというとすぐに思い浮かぶのがこのルイス・フィーゴです。
フィーゴにまつわるエピソード
フィーゴにまつわるエピソードとして有名なのが2000-01シーズンのバルセロナからレアルマドリーへの移籍になると思います。
中心選手の永遠のライバルチームへの移籍は物議を醸すと同時にバルセロナのサポーターからは非常に強い反発を買いました。
移籍後の両チームでの試合の際にはバルセロナサポーターからはビンやゴミが投げ込まれたり豚の頭の皮が投げ込まれるなど試合を中断せざるを得ないような状況に陥りました。
日本にはまだ無いライバル関係だと思いますがそれにしても凄いですね。
余談ですがフィーゴは日本食が大好きで自ら日本食レストランを経営していました。
元日本代表の城選手がスペインのバリャドリードに在籍時、フィーゴのチームと試合をした際試合中にフィーゴに手招きされ「今度オレのレストランに食べにきてくれ」と誘われたというエピソードもあります。
日本人を誘うとは相当自信があるってことですね。
フィーゴと腕時計
フィーゴが2014年ヨーロッパチャンピオンズリーグ準々決勝の組み合わせ抽選会で
身に着けていた時計が
IWC ポルトギーゼ ヨットクラブ
IW390210
です。
スーツ姿にスポーティーな黒文字盤の時計がとても似合っていました。
「ヨットクラブ」というのは読んで字の如く海の男が使うコンセプトになっていて
揺れる海の上でもしっかりと情報を得られるように大型で視認性に優れています。
色んな海を行く船乗りのイメージは世界で活躍するフィーゴに重なる部分がある気がします。
ポルトギーゼシリーズ
ポルトギーゼシリーズは1930年代にポルトガルの商人がIWCに開発を依頼したことが
起源になっています。
商いを生業とする商人にとって「時間」はとても大切でした。
その時間をしっかりと認識する為に視認性の高い直径41ミリのポルトギーゼでした。
41ミリという直径は当時としてはかなり大きなものだったようです。
こうして起源を遡ってみるとおしゃれというよりは実用性の高さを重視して作られたものが長い時間をかけておしゃれになったり等色んな広がりを見せるのだなと感じました。